4.7. インストール、起動、および Kdump 要件
Red Hat Enterprise Linux のインストールでは、多くのメディア (例: 光学メディアおよびネットワーク) によるテストが必要になる場合があります。また、Red Hat Enterprise Linux が正常に起動することを確認するには、すべてのブートデバイスをテストする必要があります。ハードウェアクラスの要件 の表には、インストールおよび起動テストが必要なハードウェアが表示されます。起動テストの要件を満たすのに、完全なインストールは必要ありません。
テスト効率を向上させるためには、可能な場合は起動テストとインストールテストを組み合わせることを Red Hat では推奨しています。たとえば、CD の Red Hat Enterprise Linux インストールメディアから起動し、フルインストールを実行すると、CD の起動とインストールテストの要件が満たされます。
Kdump は、クラッシュ時に以前のカーネルの状態をキャプチャーするために使用されます。この機能はデフォルトで有効になっており、問題のデバッグのためにこの重要な情報を適切にキャプチャーできるよう、テストする必要があります。
統合ストレージコントローラーおよび統合ネットワークアダプターがモデルで利用可能な場合は、これらの項目で kdump テストが必要です。これらの要件は、すべての RHEL 認定に適用されます。