第2章 通知を管理するためのユーザーアクセスの設定
通知設定とインテグレーション設定を行うには、Notifications administrator のロールを持つグループのメンバーである必要があります。このグループは、組織管理者によってユーザーアクセスで設定される必要があります。Red Hat Hybrid Cloud Console > Settings > Identity & Access Management > User Access > Groups で、組織管理者は以下の基本手順を実行します。
- Notifications administrator のユーザーアクセスグループを作成します。
- Notifications administrator ロールをグループに追加します。
- メンバー (アカウントアクセスを持つユーザー) をグループに追加します。
Organization Administrator
組織管理者は、Notifications administrator のユーザーアクセスグループを設定してから、Notifications administrator ロールおよびユーザーをグループに追加します。
Notifications administrator
Notifications administrator は、サービスが通知と対話する方法を設定します。Notifications administrator は、動作グループを設定して、サービスがユーザーにイベントを通知する方法を定義します。管理者は、追加のインテグレーションが利用可能になったときに設定したり、既存のインテグレーションを編集、無効化、および削除したりできます。
Notifications viewer
Notifications viewer ロールは、アカウントのすべてのユーザーに自動的に付与され、ユーザーが通知サービスビューおよび設定と対話する方法を制限します。ビューアーは通知設定を表示できますが、変更または削除できません。また、ビューアーは、インテグレーションを設定、修正、削除できません。
関連情報
- Red Hat Hybrid Cloud Console プラットフォームでのユーザーアクセスの詳細は、ロールベースアクセスコントロール (RBAC) のユーザーアクセス設定ガイド を参照してください。
2.1. Hybrid Cloud Console での通知グループの作成と設定
Hybrid Cloud Console アカウントの組織管理者は、Notifications administrator ロールを持つグループを作成し、そのグループにメンバーを追加します。
前提条件
- Red Hat Hybrid Cloud Console に組織管理者としてログインしている。
手順
- Settings > Identity & Access Management をクリックします。
- Identity & Access Management で、必要に応じて User Access を展開し、Groups を選択します。
- Create Group をクリックします。
- Notifications administrators などのグループ名と説明を入力してから、Next をクリックします。
- このグループに追加するロールを選択します (この場合は Notifications administrator)。そのロールのチェックボックスをクリックしてから、Next をクリックします。
- グループにメンバーを追加します。個々のユーザーを検索するか、ユーザー名、メール、またはステータスでフィルタリングします。対象となる各メンバーの名前の横にあるチェックボックスにチェックを入れてから、Next をクリックします。
- 詳細を確認して、すべてが正しいことを確認します。戻って変更する必要がある場合は Back をクリックします。
- Submit をクリックしてグループの作成を終了します。