7.4. Microsoft Azure アカウントで共有された RHEL システムイメージから仮想マシンを作成する
Insights Image Builder を使用して、Microsoft Azure クラウドアカウントと共有したイメージから仮想マシン (VM) を作成できます。
前提条件
- Microsoft Azure ストレージアカウント を作成している。
- 必要なイメージを Microsoft Azure Cloud アカウントにアップロードしている。
手順
- Create a virtual machine ダッシュボードにリダイレクトされます。 をクリックします。
Project Details の Basic タブで Subscription と Resource Group がすでに事前に設定されています。
オプション: 新しいリソースグループを作成する場合:
ポップアップで、リソースグループ名 のコンテナーの作成が求められます。
名前を入力して
をクリックします。事前に設定された リソースグループ をそのまま使用する場合:
Instance Details で以下を挿入します。
- Virtual machine name
- Region
- Image
Size: 必要に応じて仮想マシンのサイズを選択します。
その他のフィールドはデフォルトのままにしておきます。
Administrator account に、以下の情報を入力します。
- username: アカウント管理者の名前。
- SSH Public Key source: ドロップダウンメニューから、Generate new key pair を選択します。
- key pair name: キーペアの名前を挿入します。
Inbound port rules:
- Public inbound ports: Allow selected ports を選択します。
- Select inbound ports: デフォルト設定の SSH (22) を使用します。
- Review + create タブにリダイレクトされます。検証が渡されたことを確認するメッセージが表示されます。 をクリックします。
詳細を確認して
をクリックします。オプションを変更するには、
をクリックします。Generates New Key Pair ポップアップが開きます。 をクリックします。
yourKey.pem ファイル形式でキーファイルを保存します。
デプロイメントが完了したら、
をクリックします。実際の仮想マシンの詳細を含む新規ウィンドウに、リダイレクトされます。
- ページの右上にあるパブリック IP アドレスを選択してクリップボードにコピーします。
検証
作成した仮想マシンに接続するための SSH 接続を作成します。そのためには、以下の手順に従います。
- 端末を開きます。
プロンプトで、仮想マシンへの SSH 接続を開きます。IP アドレスは、仮想マシンの IP アドレスに、
.pem
へのパスは、鍵ファイルのダウンロード先のパスに置き換えます。# ssh -i <yourKey.pem file location> <username>@<IP_address>
- ユーザー名を追加し、IP アドレスを仮想マシンの IP アドレスに置き換えます。
.pem ファイルへのパスを、鍵ファイルのダウンロード先のパスに置き換えます。
以下に例を示します。
# ssh -i ./Downloads/yourKey.pem azureuser@10.111.12.123
接続を続行するには確定する必要があります。続行するには
yes
と入力します。これにより、Microsoft Azure ストレージアカウントと共有した出力イメージが起動し、プロビジョニングの準備が整います。
注記デフォルトのユーザーは
azureuser
で、パスワードはazureuser
です。