第5章 通知およびインテグレーションの有効化
Red Hat Hybrid Cloud Console の通知サービスを有効にして、アドバイザーサービスが問題を検出し、推奨事項を生成するたびに通知を送信できます。通知サービスを使用すると、推奨事項を知るために Red Hat Insights for RHEL のダッシュボードで通知を繰り返し確認する必要がなくなります。
たとえば、アドバイザーサービスが推奨事項を生成するたびにメールメッセージを自動送信するように通知サービスを設定できます。
5.1. 通知を有効にするための要件
通知サービスを有効にするには、以下の 3 つの主要なステップが必要です。
- まず、組織管理者が通知管理者ロールを持つ User Access グループを作成し、そのグループにアカウントメンバーを追加します。
- 次に、通知管理者が通知サービス内のイベントの動作グループを設定します。動作グループは、通知ごとに配信方法を指定します。たとえば、動作グループは、電子メール通知をすべてのユーザーに送信するか、組織の管理者にのみ送信するかを指定できます。
- 最後に、イベントからメール通知を受信するユーザーは、各イベントの個別メールを受け取るようにユーザー設定する必要があります。
メールメッセージの送信に加え、他の方法でイベントデータを送信するように通知サービスを設定できます。
- 認証済みクライアントを使用して Red Hat Insights API にイベントデータをクエリーする。
- Webhook を使用して受信要求を受け入れるサードパーティーのアプリケーションにイベントを送信する
- Splunk などのアプリケーションと通知を統合してアドバイザーの推奨事項をアプリケーションダッシュボードにルーティングする
関連情報
- Advisor 推奨事項の通知をセットアップする方法の詳細は、FedRAMP 用の Red Hat Hybrid Cloud Console での通知の設定 および Red Hat Hybrid Cloud Console とサードパーティーアプリケーションのインテグレーション を参照してください。