2.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux
2.2.1. 全般
Insights for Image Mode for RHEL
この更新は、Image Mode for RHEL (Red Hat Enterprise Linux) をサポートします。次の新機能が利用可能になりました。
- インベントリーの Image Mode RHEL システムに関する識別情報と重要なファクト (利用可能なイメージ更新とロールバックを含む)
- 一部の推奨事項に対する Image Mode 固有の修復
-
bootc upgradeを実行して、システムを利用可能な最新のイメージに更新するタスク - アカウントにデプロイされているイメージとハッシュのビュー
- Image Mode RHEL の不変性をサポートするパッケージレベルの修復ブロック
2.2.2. 修復
修正時のユーザーエクスペリエンスの向上
Insights 修復サービスが更新され、以下を含む多くのユーザーエクスペリエンスが向上しました。
- Playbook を実行できる理由、または実行できない理由を説明するツールチップ。ツールヒントは、修復ページの Execute playbook ボタンにマウスを合わせると表示されます。
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Playbook にコンプライアンスの問題が存在する場合、コンプライアンススキャン (
insights-client -compliance) が修復 Playbook に追加されます。 - Systems タブの下に Connection Status 列が追加されました。特定の修復 Playbook を確認すると、Connection Status がシステムのステータスを示します。
2.2.3. Advisor
新しい推奨事項がリリース
当社は IBM と提携し、IBM のベストプラクティスに沿って、SAP 環境で IBM DB2 を最適化する推奨事項を提供しています。
5 月に合計 7 つの新しい推奨事項が追加されました。
- 必要なボリュームグループがこのノード上で表示されないため、LVM アクティブ化リソースはこのノード上で起動できない
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システムに必要な GRUB2 モジュールがない場合、
GRUBプロンプトが表示されて再起動が失敗する - IBM DB2 は、IBM のベストプラクティスに従って設定されていない場合、SAP 環境では最適なパフォーマンスを発揮しない
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sudoersファイルで FQDN 名を使用すると、AD ユーザーまたはグループのsudoアクセスが失敗する - GRUB はメンテナンスされなくなり、更新も受けられなくなり、RHEL 7 では GRUB2 の使用を推奨する
- Red Hat は RHEL 6 ELS 終了後はテクニカルサポートサービスを提供せず、RHEL 7 または RHEL 8 へのアップグレードを推奨する
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iceドライバーを搭載した NIC がボンディングデバイスとして設定されている場合、システムが起動に失敗する
2.2.4. Tasks
Task イベントで通知が利用できるようになりました。
Tasks ユーザーは、タスクの開始、タスクのキャンセル、タスクジョブの開始、タスクジョブの完了、タスクジョブの失敗などの イベント に関する通知を受信できるようになりました。
これらのイベントは、Microsoft Teams、Google Chat、Slack、ServiceNow、Splunk、および Event-Driven Ansible の Insights ネイティブ インテグレーション で使用できます。
2.2.5. Image Builder
Insights Image Builder リポジトリーの推奨事項
Insights Image Builder は、現在選択されているリポジトリーで利用できないパッケージを見つけるのに役立ちます。現在選択されているリポジトリーにパッケージが見つからない場合、Image Builder は 他のリポジトリーを検索 するためのオプションを提供します。このオプションは、設定済みのリポジトリーや、その他の一般的なリポジトリー内のパッケージを検索します。
