第2章 Insights for OpenShift インフラストラクチャーが CVE にさらされる可能性の判断
Insights for OpenShift インフラストラクチャーが CVE にさらされるかどうかを判断するには、主に次の 2 つの点から始めます。
- OpenShift > Vulnerability Dashboard > CVEs (CVE リストビューとも呼ばれます)。このビューは、CVE に関する情報を取得するための開始点となります。
- OpenShift > Vulnerability Dashboard > Clusters (クラスターリストビューとも呼ばれます)。これは、クラスターに関する情報を取得するための開始点です。
CVE およびクラスターリストビューからは、より詳細な情報を提供する次の 2 つの追加ビューに移動できます。
- CVE 詳細ビュー
- クラスター詳細ビュー
これらのビューの名前は UI には表示されず、Insights for OpenShift 脆弱性ダッシュボード内を移動するためのガイドとなるフレームワークを提供するために使用されます。
Red Hat Insights for OpenShift 脆弱性ダッシュボードで CVE とクラスターにアクセスすると、公開されているクラスターとイメージに関する追加の詳細を確認できます。CVE とクラスターを確認しながら、情報を表示、フィルタリング、並べ替えることができます。結果の表示方法を変更すると、クラスターへの露出に対処するための次のステップを評価し、優先順位を付けるのに役立ちます。結果をより適切に分析するために使用できるダッシュボードの情報の概要を以下に示します。
- CVE リストビュー: CVE ID、公開日、重大度、CVSS スコア、露出されたクラスター、露出されたイメージタブ
- CVE 詳細ビュー: 名前、ステータス、バージョン、プロバイダー、露出されたイメージ
- クラスターリストビュー: 名前、ステータス、バージョン、CVE の重大度、プロバイダー
- クラスターの詳細ビュー: CVE ID、公開日、重大度、CVSS スコア、露出されたイメージタブ