2.2. Advisor
新しい推奨事項
Red Hat Insights advisor サービスは、以下のような重大な問題修正を検出し、推奨するようになりました。
- CIFS ファイルシステムがマウントされたとき、または ice ネットワークインターフェイスドライバーで ethtool を使用する場合、再起動後にカーネルがクラッシュする
- クォータが有効な状態で GFS2 ファイルシステムがマウントされていると、再起動後にカーネルパニック
- Microsoft Hyper-V 2016 プラットフォームで RHEL システムが実行されている場合の起動エラー
以下の問題の解決策は、advisor サービスにより検出および推奨されるようになりました。
- CIFS ファイルシステムがマウントされている場合に書き込みコールバック例外が原因で、再起動後にカーネルクラッシュが発生する
- ice ネットワークインターフェイスドライバーで ethtool を使用すると、再起動後にカーネルクラッシュが発生する
- GFS2 ファイルシステムがクォータが有効な状態でマウントされると、再起動後にエッジコンピューティングシステムでカーネルパニックが発生する
- Windows Hyper-V 2016 サーバーの UEFI VM が kernel-5.14.0-407.el9 以降起動しない
- エッジコンピューティングシステム上の CephFS クライアントのデフォルトカーネルに関する既知の問題により、Ceph Metadata Server が停止し、遅いリクエストを報告します。
- デフォルトのカーネルのバグにより、RHEL 9.5 エッジコンピューティングゲストで "virtio-net" を使用すると、再起動後にネットワークスループットパフォーマンスが低下します。
- [RHEL-9] Azure ゲストでダンプが失敗する [M416s v2]