2.6. Image Builder
RHEL 10 パブリックベータのサポート
Image Builder では、テストおよび評価用の RHEL 10 パブリックベータのイメージをビルドできるようになりました。これには、物理、すべてのハイブリッドクラウドイメージタイプ、および Microsoft Windows Subsystem for Linux (WSL) イメージのサポートが含まれます。
第 2 世代 Azure イメージのサポート
Image Builder に、Azure の第 2 世代イメージタイプのサポートが追加されました。ハイブリッドブートローダーアプローチは、第 1 世代と第 2 世代の両方に対応します。イメージを Azure にインポートするときに、バージョンを選択できます。世代バージョンは不変であるため、これは重要な決定です。
Azure 第 2 世代イメージには、メモリーの増加、2 テビバイト (TiB) を超える OS ディスク、仮想化永続メモリー (vPMEM) などの機能が備わっています。イメージは、Azure のセキュアブートおよび Trusted Platform Module (TPM) 実装と互換性のある Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) ブートローダーを作成します。Azure の第 2 世代イメージの詳細は、以下を参照してください。
コンプライアンスのカスタマイズされたポリシーの組み込み
Image Builder では、コンプライアンスサービスにより生成されたカスタマイズされたセキュリティーポリシーを組み込むことができるようになりました。これにより、独自のカスタムセキュリティーコンプライアンス要件を作成できます。Image Builder とコンプライアンスの統合により、最小限の摩擦で規制コンプライアンス要件を設定、デプロイ、レポートできるようになります。プレビューモードを有効にすると、この機能を使用できます。