2.3. Prometheus が監視および収集するメトリクスの制御


デフォルトでは、Prometheus は Camel によって公開される可能性のあるすべてのメトリクスが含まれる設定ファイル(https://raw.githubusercontent.com/jboss-fuse/application-templates/master/prometheus/prometheus-config.yml)を使用します。

Prometheus が監視および収集するアプリケーション内にカスタムメトリクスがある場合 (アプリケーションプロセスを実行するオーダーの数など)、独自の設定ファイルを使用できます。識別できるメトリクスは、JMX で提供されるメトリクスに限定されるため注意してください。

手順

カスタム設定ファイルを使用して、デフォルトの Prometheus 設定では対応されない JMX Bean を公開するには、以下の手順に従います。

  1. カスタム Prometheus 設定ファイルを作成します。デフォルトファイルのコンテンツ (prometheus-config.yml https://raw.githubusercontent.com/jboss-fuse/application-templates/master/prometheus/prometheus-config.yml) を形式の目安として使用できます。

    カスタム設定ファイルには任意の名前を使用できます (例: my-prometheus-config.yml など)。

  2. prometheus 設定ファイル(例: my-prometheus-config.yml)をアプリケーションの src/main/fabric8-includes ディレクトリーに追加します。
  3. アプリケーション内に src/main/fabric8/deployment.xml ファイルを作成し、設定ファイルに設定された値で AB_JMX_EXPORTER_CONFIG 環境変数のエントリーを追加します。以下に例を示します。

    spec:
      template:
        spec:
          containers:
            -
              resources:
                requests:
                  cpu: "0.2"
                limits:
                  cpu: "1.0"
              env:
              - name: SPRING_APPLICATION_JSON
                value: '{"server":{"tomcat":{"max-threads":1}}}'
              - name: AB_JMX_EXPORTER_CONFIG
                value: "my-prometheus-config.yml"
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    この環境変数は、Pod レベルでアプリケーションに適用されます。

  4. アプリケーションの再構築およびデプロイ
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