1.2. Spring Boot


Spring Boot は Camel を自動的に設定します。Camel コンテキストのオピニオン自動設定は、Spring コンテキストで使用できる Camel ルートを自動検出し、プロデューサーテンプレート、コンシューマーテンプレート、タイプコンバーターなどの主な Camel ユーティリティーを Bean として登録します。

Maven ユーザーは、このコンポーネントを使用するために pom.xml に次の依存関係を追加する必要があります。

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel.springboot</groupId>
    <artifactId>camel-spring-boot</artifactId>
    <version>3.14.2.redhat-00054</version> <!-- use the same version as your Camel core version -->
</dependency>

camel-spring-boot jar には spring.factories ファイルが付属しているため、その依存関係をクラスパスに追加するとすぐに、Spring Boot が自動的に Camel を自動設定します。

1.2.1. Camel Spring Boot スターター

Apache Camel には、スターターを使用して Spring Boot Starter アプリケーションを開発できる、Spring Boot スターターモジュールが含まれています。ソースコードにも サンプルアプリケーション があります。

スターターを使用するには、Spring Boot pom.xml ファイルに以下を追加します。

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel.springboot</groupId>
    <artifactId>camel-spring-boot-bom</artifactId>
    <version>3.14.2.redhat-00054</version> <!-- use the same version as your Camel core version -->
</dependency>

次に、次のような Camel ルートでクラスを追加するだけです。

package com.example;

import org.apache.camel.builder.RouteBuilder;
import org.springframework.stereotype.Component;

@Component
public class MyRoute extends RouteBuilder {

    @Override
    public void configure() throws Exception {
        from("timer:foo").to("log:bar");
    }
}

その後、これらのルートは自動的に開始されます。

application.properties または application.yml ファイルで Camel アプリケーションをカスタマイズできます。

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