1.5. スターター設定


明確でアクセスしやすい設定は、アプリケーションの重要な部分です。Camel スターター は、Spring Boot の 外部設定 メカニズムを完全にサポートします。より複雑なユースケースでは、Spring Bean を介してそれらを設定することもできます。

1.5.1. 外部設定の使用

内部的には、すべての スターター は Spring Boot の ConfigurationProperties を介して設定されます。各設定パラメーターは、さまざまな 方法 で設定できます (application.[properties|json|yaml] ファイル、コマンドライン引数、環境変数など)。パラメーターの形式は camel.[component|language|dataformat].[name].[parameter] です。

たとえば、ActiveMQ ブローカーの URL を設定するには、次のように設定できます。

camel.component.activemq.broker-url=tcp://localhost:61616

また、CSV データフォーマットの delimeter をセミコロン (;) にするように設定することも可能です。

camel.dataformat.csv.delimiter=;

Camel は、プロパティーを目的のタイプに設定するときに、タイプコンバーター メカニズムを使用します。

#bean:name を使用して、レジストリー内の Bean を参照できます。

camel.component.jms.transactionManager=#bean:myjtaTransactionManager

通常、Bean は Java で作成されます。

@Bean("myjtaTransactionManager")
public JmsTransactionManager myjtaTransactionManager(PooledConnectionFactory pool) {
    JmsTransactionManager manager = new JmsTransactionManager(pool);
    manager.setDefaultTimeout(45);
    return manager;
}

Bean は 設定ファイル で作成することもできますが、これは複雑なユースケースにはお勧めできません。

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