3.3. Service Registry の新機能
Service Registry 2.5 には、次の新機能が含まれています。
Service Registry コアの新機能
- Quarkus 3.x へのアップグレード
- Service Registry サーバーランタイムが Quarkus 2.x から Quarkus 3.x にアップグレードされました。このアップグレードにより、セキュリティー、パフォーマンス、メンテナンス性が向上します。詳細は、https://quarkus.io/quarkus3/ を参照してください。Service Registry 2.5 は Quarkus 3.2 上にビルドされます。
 
- Avro SerDes の改善
- Apache Avro シリアライザー/デシリアライザーを使用する場合の、null フィールドを含むスキーマの生成をサポートします。詳細は、Registry-3862 を参照してください。
 
- スキーマキャッシュのフォールトトレランス
- スキーマキャッシュのロードが失敗した場合に、エラーを出力するのではなく、既存のスキーマキャッシュエントリーを使用するオプションを追加しました。詳細は、Registry-3807 を参照してください。
 
- アーティファクトコンテンツの逆参照
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									参照されたコンテンツをインラインで含むアーティファクトコンテンツを返すと役立つ場合があります。このような場合に備えて、Core Registry API v2 では、特定の操作で dereferenceクエリーパラメーターのサポートが追加されています。詳細は、Apicurio Registry v2 コア REST API ドキュメント を参照してください。
- このサポートは現在、API 操作で - dereferenceパラメーターが指定されている場合に、Avro および Protobuf アーティファクトに対してのみ実装されています。このパラメーターは、他のアーティファクトタイプではサポートされません。詳細は、Registry-2865 を参照してください。注記- Protobuf アーティファクトの場合、コンテンツの逆参照は、すべてのスキーマが同じパッケージに属している場合にのみサポートされます。 
 
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									参照されたコンテンツをインラインで含むアーティファクトコンテンツを返すと役立つ場合があります。このような場合に備えて、Core Registry API v2 では、特定の操作で 
- Service Registry Maven プラグインの改善
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									Maven プラグインに registerゴールをスキップするオプションを追加します。詳細は、Registry-3817 を参照してください。
- pom.xmlファイルの- autoRefオプションを使用して、Maven プラグインの参照を自動で検出します。詳細は、Registry-3439 を参照してください。これはテクノロジープレビューの機能です。重要- テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat では、実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。 - Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。 
 
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									Maven プラグインに 
Service Registry Operator の新機能
- SQL データソース設定のサポートの改善
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									Service Registry Operator は、spec.configuration.sql.dataSourceフィールドの代わりに環境変数を使用した SQL データソースの設定をサポートします。ApicurioRegistryカスタムリソースでプレーンテキストの代わりに Kubernetes シークレットを使用して SQL 認証情報を提供できるようになりました。詳細は、https://access.redhat.com/solutions/7059053 を参照してください。
- このバージョンでは、このユースケースをより適切にサポートするために Service Registry Operator が改良されました。 - spec.configuration.sql.dataSourceフィールドと- spec.configuration.envフィールドの両方を使用して、設定の一部を定義できるようになりました。たとえば、次の設定が有効になりました。- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow - また、Operator はこのタイプの設定を検出し、ユーザーの追加介入なしで即座に適用します。 
 
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									Service Registry Operator は、
Service Registry ユーザーのドキュメントおよび例
ドキュメントライブラリーは、バージョン 2.5 で利用可能な新機能で更新されました。
オープンソースのデモンストレーションアプリケーションも更新されました。