11.3.3. 分離オブジェクトと自動バージョニング


新しい Session により、永続化ストア (訳注:DB) との対話が発生します。また一方、同じ永続性インスタンスが、データベースとの対話ごとに再利用されます。アプリケーションは、元々は他の Session でロードされ、分離インスタンスの状態を操作します。そして、Session.update() もしくは、 Session.saveOrUpdate()Session.merge() を使って、それらのインスタンスを再追加します。
// foo is an instance loaded by a previous Session
foo.setProperty("bar");
session = factory.openSession();
Transaction t = session.beginTransaction();
session.saveOrUpdate(foo); // Use merge() if "foo" might have been loaded already
t.commit();
session.close();
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この場合もやはり、Hibernate はフラッシュする際に、インスタンスのバージョンをチェックします。更新の競合が発生した場合には、例外を投げます。
オブジェクトが修正されていないと確信している場合は、update() の代わりに、 LockMode.READ を使って、 lock() を呼び出すこともできます (すべてのキャッシュを迂回し、バージョンチェックを実施します)。
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