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5.2. 1 以上のインスタンスを起動し、ホストコントローラーとして提供

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このトピックでは、Red Hat AMI でクラスター化されていないホストコントローラーとして機能するために JBoss EAP のインスタンスを起動する手順を説明します。

クラスター化されていないドメインコントローラーを設定して起動します。インスタンスをドメインコントローラーとして提供するための起動 を参照してください。

ドメインコントローラーインスタンスの場合

Amazon EC2 で実行しているマネージドドメインでは、静的ドメインコントローラーの検出の他に、ホストコントローラーは Amazon Simple Storage (Amazon S3) システムを使用してドメインコントローラーを動的に検出できます。特に、ホストコントローラーとドメインコントローラーは、Amazon S3 バケットにアクセスするために必要な情報で設定できます。

この設定を使用すると、ドメインコントローラーが起動したときに、その通信情報がバケットの S3 ファイルに書き込まれます。ホストコントローラーがドメインコントローラーとの通信を試行するたびに、S3 ファイルからドメインコントローラーの通信情報を取得します。

たとえば、Amazon EC2 インスタンスの IP アドレスが停止および起動すると変更するのが一般的です。このシナリオでは、ドメインコントローラーの通信情報が変更された場合に、ホストコントローラーを再設定する必要はありません。ホストコントローラーは、S3 ファイルからドメインコントローラーの新しい通信情報を取得できます。

手動によるドメインコントローラーの検出設定は、以下のプロパティーを使用して指定します。

  • access-key: Amazon AWS ユーザーアカウントのアクセスキー。
  • secret-access-key: Amazon AWS ユーザーアカウントのシークレットアクセスキー。
  • location: 使用する Amazon S3 バケット。

    1. domain-ec2.xml ファイルを /opt/rh/eap8/root/usr/share/wildfly/docs/examples/configs から JBoss EAP 設定ディレクトリーにコピーします。
    2. 以下の変数を適切なサービス設定ファイルに設定します。

      WILDFLY_SERVER_CONFIG=domain-ec2.xml
      WILDFLY_HOST_CONFIG=host-master.xml
    3. S3 ドメインコントローラー検出設定を domain-ec2.xml ファイルに追加します。

      <local>
          <discovery-options>
              <discovery-option name="s3-discovery" module="org.jboss.as.host-controller" code="org.jboss.as.host.controller.discovery.S3Discovery">
                  <property name="access-key" value="S3_ACCESS_KEY"/>
                  <property name="secret-access-key" value="S3_SECRET_ACCESS_KEY"/>
                  <property name="location" value="S3_BUCKET_NAME"/>
              </discovery-option>
          </discovery-options>
      </local>
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