1.3. 永続ボリューム要求 (PVC) へのモデルファイルのアップロード


モデルをデプロイするときに、モデルファイルが保存されている既存の永続ボリューム要求 (PVC) からモデルを提供できます。実行中のワークベンチからアクセスする IDE 内の PVC にローカルモデルファイルをアップロードできます。

前提条件

  • OpenShift AI ダッシュボードにアクセスできる。
  • 実行中のワークベンチがあるプロジェクトにアクセスできる。
  • コンテキストタイプが モデルストレージ である永続ボリューム要求 (PVC) を作成している。
  • ワークベンチが永続ボリューム (PVC) にアタッチされている。

  • モデルファイルがローカルマシンに保存されている。

手順

次の手順に従って、モデルファイルをワークベンチ内の PVC マウントポイント (/opt/app-root/src/) にアップロードします。

  1. OpenShift AI ダッシュボードから、オープンアイコン ( The open icon ) をクリックして、IDE を新しいウィンドウで開きます。
  2. IDE で、左側の File Browser ペインに移動します。

    1. JupyterLab では、これには通常 Files というラベルが付けられています。
    2. code-server では、これは通常、Explorer ビューです。
  3. ファイルブラウザーで、/opt/app-root/src/ フォルダーに移動します。このフォルダーは、アタッチされた PVC のルートを表します。

    注記

    このフォルダーに作成またはアップロードしたファイルやフォルダーはすべて PVC に保存されます。

  4. オプション: モデルを整理するための新しいフォルダーを作成します。

    1. ファイルブラウザーで、/opt/app-root/src/ フォルダー内を右クリックし、New Folder を選択します。
    2. フォルダーに名前を付けます (例: models)。
    3. 新しく作成された models フォルダーをダブルクリックし、そのフォルダーに入ります。
  5. モデルファイルを現在のフォルダー (/opt/app-root/src/ または /opt/app-root/src/models/) にアップロードします。

    • JupyterLab の使用:

      1. フォルダーリストの上にあるファイルブラウザーのツールバーで、Upload Files アイコン ( Upload files icon ) をクリックします。
      2. ファイル選択ダイアログで、ローカルコンピューターにあるモデルファイルに移動して選択します。Open をクリックします。
      3. ファイル名の横にあるアップロード進行状況バーが完了するまで待ちます。
    • code-server の使用:

      1. モデルファイルをローカルファイルエクスプローラーから直接ドラッグし、code-server 内のターゲットフォルダーのファイルブラウザーペインにドロップします。
  6. アップロードプロセスが完了するまで待ちます。

検証

  • ファイルをアップロードしたパスのファイルブラウザーにファイルが表示されていることを確認します。

次のステップ

モデルをデプロイする手順に従うと、PVC 内の指定されたパスからモデルファイルにアクセスできます。

  1. Deploy model ダイアログで、Source model location セクションの Existing cluster storage を選択します。
  2. Cluster storage リストから、ワークベンチに関連付けられている PVC を選択します。
  3. Model path フィールドに、モデルへのパスまたはモデルが含まれるフォルダーを入力します。
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