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12.5. 組み込みアラートへのアクセス

集中型の可観測性スタックは、OpenShift AI コンポーネントに共通の組み込みアラートセットを提供する Prometheus Alertmanager インスタンスをデプロイします。これらのアラートは、Operator のダウンタイム、クラッシュループしている Pod、応答しないサービスなどの重要なプラットフォームの状態を監視します。

デフォルトでは、Alertmanager はクラスターの内部にあり、ルートを通じて公開されません。OpenShift CLI (oc) を使用して、Alertmanager Web インターフェイスにローカルでアクセスできます。

前提条件

  • OpenShift AI 管理者特権を持っている。
  • 可観測性スタックの有効化 の説明に従って、可観測性スタックが有効化されている。
  • 監視 namespace (例: redhat-ods-monitoring) を把握している。

  • ご使用のクラスターの適切なドキュメントの説明に従って、OpenShift CLI (oc) をインストールしている。

手順

  1. ターミナルウィンドウで、クラスター管理者として OpenShift CLI (oc) にログインします。 

    $ oc login https://api.198.51.100.10:6443
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  2. Alertmanager Pod が監視 namespace で実行されていることを確認します。 

    $ oc get pods -n redhat-ods-monitoring | grep alertmanager
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    出力例: 

    alertmanager-data-science-monitoringstack-0   2/2   Running   0   2h
alertmanager-data-science-monitoringstack-1   2/2   Running   0   2h
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  3. ClusterIP サービスがポート 9093 で Alertmanager Web インターフェイスを公開していることを確認します。 

    $ oc get svc -n redhat-ods-monitoring | grep alertmanager
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    出力例: 

    data-science-monitoringstack-alertmanager     ClusterIP   198.51.100.5   <none>   9093/TCP
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  4. Alertmanager サービスへのローカルポート転送を開始します。 

    $ oc port-forward svc/data-science-monitoringstack-alertmanager 9093:9093 -n redhat-ods-monitoring
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  5. Web ブラウザーで次の URL を開いて、Alertmanager Web インターフェイスにアクセスします。 

    http://localhost:9093
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検証

  • Alertmanager Web インターフェイスが http://localhost:9093 で開き、OpenShift AI コンポーネントのアクティブなアラートが表示されることを確認します。
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