OpenShift Container Storage is now OpenShift Data Foundation starting with version 4.9.
第5章 Developer プレビュー
このセクションでは、Red Hat OpenShift Container Storage 4.8 で導入された Developer プレビュー機能について説明します。
Developer プレビュー機能は、Developer プレビューのサポート制限の対象となります。Developer プレビューのリリースは、実稼働環境で実行することは意図されていません。Developer プレビュー機能と共にデプロイしたクラスターは開発用クラスターとして考慮され、Red Hat カスタマーポータルのケース管理システムではサポートされません。Developer プレビュー機能に関してサポートが必要な場合には、ocs-devpreview@redhat.com メーリングリストに連絡してください。Red Hat Development Team のメンバーが稼働状況とスケジュールに応じて可能な限り迅速に対応します。
ホストグループごとのデータ分離
ワークロードは特定の分離された IO パスを使用し、特定のストレージノードに分散して、部分的なクラスターに障害が発生した場合や、テナントを分離させる場合にの影響を制限できます。
詳細は、ナレッジベースのアーティクル を参照してください。
地域による障害復旧
Red Hat OpenShift Container Storage は、 2 つの kubernetes クラスターを提供する 2 つの Openshift Container Storage クラスター全体でのストレージボリュームのマルチクラスターの非同期レプリケーションを提供します。ステートレスアプリケーションを含むステートフルなアプリケーションには、ピアクラスターに同じものをデプロイする前に準備が必要です。
オブジェクトストレージデバイスの重みおよび Pod のアフィニティー設定
OpenShift Container Storage 以外のデバイスでパーティション化されたディスクを効率的に使用して、ワークロードをブロックしずに容量の使用率を最大化できるようになりました。オペレーティングシステム用の専用パーティションを持つパーティション化デバイスなど、ホストマシン上のすべてのソリッドステートドライブ (SSD) にオブジェクトストレージデバイス (OSD) を割り当てることができます。同じ物理デバイスを共有するので、効率を向上させるために、OSD の負荷を軽減することができます。負荷を減らすために、OSD の重みおよび Pod のアフィニティーパラメーターを Storage Cluster CR に設定できます。
詳細は、ナレッジベースのアーティクル を参照してください。
OpenShift Container Storage コンポーネントのデプロイメントでの柔軟性
コンポーネントデプロイメントの柔軟性により、デプロイメント中に、コンポーネントのマルチクラウドオブジェクトゲートウェイ、RGW、および CephFS を無効にできるようになりました。OpenShift Container Storage の作成後にこれらのコンポーネントを有効または無効にすることもできます。この柔軟性により、Amazon S3 を使用する際にリソースコストを削減できます。
詳細は、ナレッジベースのアーティクル を参照してください。