第2章 新機能
このセクションでは、Red Hat OpenShift Data Foundation 4.17 で導入された新機能を説明します。
2.1. 障害復旧ソリューション
2.1.1. 特定のワークロードの DR の無効化
OpenShift Web コンソールを使用して、管理対象アプリケーションおよび検出されたアプリケーションの特定のワークロードに対して障害復旧 (DR) を無効にできます。
詳細は、障害復旧対応アプリケーションの障害復旧の無効化 を参照してください。
2.1.2. クローンおよび復元された RBD ボリュームの障害復旧保護
Regional-DR の DR ポリシー作成中に、クローンおよび復元された RADOS ブロックデバイス (RBD) ボリュームに対して障害復旧保護を有効にできます。
詳細は、クローンおよび復元された RBD ボリュームの障害復旧保護 を参照してください。
2.1.3. Pod とサービスの CIDR が重複するクラスターでの DR の設定
Pod とサービス CIDR が重複する既存の OpenShift デプロイメントで、ODF CLI ツールを使用して、クラスターがピアリングの前提条件を満たしていることを確認できます。このツールは、2 つのクラスターでサービスが重複せず、Pod Classless Inter-Domain Routing (CIDR) があることを確認します。
詳細は、Regional-DR を有効にするための要件 を参照してください。
2.1.4. クローン作成されたボリュームの仮想マシン DR 保護
DR 保護は簡素化され、親と子を自動的に分離して、それぞれを独立して DR 保護できるようになります。これにより、親ボリュームと仮想マシンおよびその DR ステータスへの依存関係が排除されます。