第7章 バグ修正


このセクションでは、Red Hat OpenShift Data Foundation 4.19 で導入された重要なバグ修正を説明します。

7.1. Multicloud Object Gateway

  • NamespaceStore エンドポイントの NooBaa 証明書の検証

    以前は、NamespaceStore エンドポイントをマウントするときに CA バンドルの検証がないため、提供された CA バンドルの読み込みおよび使用に失敗していました。適切な証明書の検証を確認するための CA バンドルの検証が追加されました。

    (DFBUGS-2712)

  • Noobaa Operator の AWS リージョン ap-east-2 のサポート

    以前は、MCG Operator でサポートされているリージョンリストに ap-east-2 リージョンがありませんでした。このリージョンにデプロイされると、デフォルトの BackingStore が作成されませんでした。不足しているリージョンがサポートされるリストに追加されました。

    (DFBUGS-2802)

  • NooBaa が RGW への削除に失敗しなくなりました

    設定変更により、基礎となる RGW ストレージから多数の小さなオブジェクトを削除する遅延が発生していました。これは、大量の削除操作中にパフォーマンスに影響を与えていました。この問題は、設定の変更を元に戻し、基盤となるストレージから削除される遅延を排除することで解決されました。

    (DFBUGS-2916)

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