第2章 ストレージ容量のスケールアップ
デプロイメントのタイプに応じて、以下のいずれかの手順を選択してストレージ容量をスケールアップできます。
- ストレージデバイスの動的または自動プロビジョニングを使用する AWS、VMware、Red Hat Virtualization、または Azure インフラストラクチャーの場合は、「OpenShift Data Foundation ノードへの容量の追加によるストレージのスケールアップ」を参照してください。
- ローカルストレージデバイスを使用するベアメタル、VMware、または Red Hat Virtualization インフラストラクチャーの場合は、「ローカルストレージデバイスを使用した OpenShift Data Foundation ノードへの容量の追加によるストレージのスケールアップ」を参照してください。
- ローカルストレージデバイスを使用する IBM Z または LinuxONE インフラストラクチャーの場合は、「IBM Z または LinuxONE インフラストラクチャーの OpenShift Data Foundation ノードへの容量の追加によるストレージのスケールアップ」を参照してください。
- ローカルストレージデバイスを使用する IBM Power の場合は、「ローカルストレージデバイスを使用した IBM Power インフラストラクチャーの OpenShift Data Foundation ノードへの容量の追加によるストレージのスケールアップ」 を参照してください。
デプロイメント時にプロビジョニングされたストレージクラス以外のストレージクラスを使用してスケーリングするには、スケーリングの前に追加のストレージクラスを定義する必要があります。詳細は、ストレージクラスの作成 を参照してください。
注記
OpenShift Data Foundation は、異なる OSD サイズをサポートしません。
2.1. ストレージクラスの作成
新規のストレージクラスを定義して、既存のプロバイダーからストレージを動的にプロビジョニングできます。
前提条件
- OpenShift Web コンソールへの管理者アクセス。
手順
- OpenShift Web コンソールにログインします。
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Storage
StorageClasses をクリックします。 Create Storage Class をクリックします。
- ストレージクラスの Name および Description を入力します。
- 必要な Reclaim Policy および Provisioner を選択します。
- Create をクリックしてストレージクラスを作成します。
検証手順
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Storage
StorageClasses をクリックして新規ストレージクラスが表示されていることを確認します。