第3章 OpenShift Dev Space の設定
このセクションでは、Red Hat OpenShift Dev Spaces の設定方法とオプションについて説明します。
3.1. CheCluster
カスタムリソースについて
OpenShift Dev Spaces のデフォルトデプロイメントは、Red Hat OpenShift Dev Spaces Operator で定義される CheCluster
カスタムリソースパラメーターで構成されます。
CheCluster
カスタムリソースは Kubernetes オブジェクトです。CheCluster
カスタムリソース YAML ファイルを編集して設定できます。このファイルには、各コンポーネントを設定するセクション(auth
、database
、server
、storage
)が含まれます。
Red Hat OpenShift Dev Spaces Operator は、CheCluster
カスタムリソースを OpenShift Dev Spaces インストールの各コンポーネントで使用できる設定マップに変換します。
OpenShift プラットフォームは、設定を各コンポーネントに適用し、必要な Pod を作成します。OpenShift がコンポーネントの設定で変更を検知すると、Pod を適宜再起動します。
例3.1 OpenShift Dev Spaces サーバーコンポーネントの主なプロパティーの設定
-
server
コンポーネントセクションで適切な変更を加えたCheCluster
カスタムリソース YAML ファイルを適用します。 -
Operator は、
che
ConfigMap
を生成します。 -
OpenShift は
ConfigMap
の変更を検出し、OpenShift Dev Spaces Pod の再起動をトリガーします。
3.1.1. dsc を使用したインストール時に CheCluster
カスタムリソースの設定
適切な設定で OpenShift Dev Space をデプロイするには、OpenShift Dev Space のインストール時に CheCluster
カスタムリソース YAML ファイルを編集します。それ以外の場合は、OpenShift Dev Spaces デプロイメントは Operator で設定されたデフォルト設定パラメーターを使用します。
前提条件
-
OpenShift クラスターへの管理権限を持つアクティブな
oc
セッション。Getting started with the OpenShift CLI を参照してください。 -
dsc
。「dsc 管理ツールのインストール」 を参照してください。
手順
設定する
CheCluster
カスタムリソースのサブセットを含むche-operator-cr-patch.yaml
YAML ファイルを作成します。spec: <component>: <property-to-configure>: <value>
OpenShift Dev Spaces をデプロイし、
che-operator-cr-patch.yaml
ファイルで説明されている変更を適用します。$ dsc server:deploy \ --che-operator-cr-patch-yaml=che-operator-cr-patch.yaml \ --platform <chosen-platform>
検証
設定されたプロパティーの値を確認します。
$ oc get configmap che -o jsonpath='{.data.<configured-property>}' \ -n openshift-devspaces
3.1.2. CLI を使用して CheCluster カスタムリソースの設定
OpenShift Dev Spaces の実行中のインスタンスを設定するには、CheCluster
カスタムリソース YAML ファイルを編集します。
前提条件
- OpenShift 上の OpenShift Dev Spaces のインスタンス。
-
宛先 OpenShift クラスターへの管理権限を持つアクティブな
oc
セッション。Getting started with the CLI を参照。
手順
クラスター上の CheCluster カスタムリソースを編集します。
$ oc edit checluster/devspaces -n openshift-devspaces
- ファイルを保存して閉じ、変更を適用します。
検証
設定されたプロパティーの値を確認します。
$ oc get configmap che -o jsonpath='{.data.<configured-property>}' \ -n openshift-devspaces
3.1.3. CheCluster
カスタムリソースフィールドの参照
このセクションでは、CheCluster
カスタムリソースのカスタマイズに使用できるすべてのフィールドについて説明します。
-
例3.2「最小の
CheCluster
カスタムリソースの例。」 -
表3.1「OpenShift Dev Spaces
server
コンポーネントに関連するCheCluster
カスタムリソースサーバー設定。」 -
表3.2「
OpenShift Dev Spaces
で使用されるデータベースに関連する CheCluster カスタムリソースdatabase
設定。」 -
表3.3「OpenShift Dev Spaces で使用される認証に関連するカスタムリソース
auth
設定。」 -
表3.4「
OpenShift Dev Spaces
で使用される永続ストレージに関連する CheCluster カスタムリソースstorage
設定設定。」 -
表3.5「OpenShift での OpenShift Dev Spaces インストールに固有の
CheCluster
カスタムリソースk8s
設定。」 -
表3.6「OpenShift Dev Spaces で使用される OpenShift Dev Spaces メトリクスコレクションに関連する
CheCluster
カスタムリソースmetrics
設定。」 -
表3.7「
CheCluster
カスタムリソースのstatus
が OpenShift Dev Spaces インストールの観察される状態を定義します。」
例3.2 最小の CheCluster
カスタムリソースの例。
apiVersion: org.eclipse.che/v1 kind: CheCluster metadata: name: devspaces spec: auth: externalIdentityProvider: false database: externalDb: false server: selfSignedCert: false gitSelfSignedCert: false tlsSupport: true storage: pvcStrategy: 'common' pvcClaimSize: '1Gi'
プロパティー | 説明 |
---|---|
airGapContainerRegistryHostname | イメージのプルに使用する別のコンテナーレジストリーに対する、オプションのホスト名または URL。この値は、Che デプロイメントに関連するすべてのデフォルトコンテナーイメージで定義されるコンテナーレジストリーのホスト名を上書きします。これは、制限された環境で Che をインストールする場合にとくに便利です。 |
airGapContainerRegistryOrganization | イメージのプルに使用する別のコンテナーレジストリーのオプションのリポジトリー名。この値は、Che デプロイメントに関連するすべてのデフォルトコンテナーイメージで定義されるコンテナーレジストリーの組織を上書きします。これは、制限された環境で OpenShift Dev Spaces をインストールする場合にとくに役立ちます。 |
allowUserDefinedWorkspaceNamespaces |
非推奨。このフラグの値は無視されます。ユーザーが Kubernetes namespace またはデフォルトとは異なる OpenShift プロジェクトを指定できるように定義します。OpenShift OAuth を設定せずに |
cheClusterRoles |
Che ServiceAccount に割り当てられる ClusterRole のコンマ区切りの一覧。各ロールには、 |
cheDebug |
Che サーバーのデバッグモードを有効にします。デフォルトは |
cheFlavor |
非推奨。このフラグの値は無視されます。インストールのバリエーションを指定します。オプションは、アップストリーム Che インストールの場合は |
cheHost |
インストールされた Che サーバーのパブリックホスト名。値を省略すると、値は Operator によって自動的に設定されます。 |
cheHostTLSSecret |
インストールされた Che サーバーのカスタムホスト名の Ingress またはルートのセキュリティーを保護するための証明書が含まれるシークレットの名前。シークレットには、 |
cheImage | Che デプロイメントで使用されるコンテナーイメージを上書きします。これには、コンテナーイメージタグは含まれません。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
cheImagePullPolicy |
Che デプロイメントで使用されるイメージプルポリシーを上書きします。デフォルト値は、 |
cheImageTag | Che デプロイメントで使用されるコンテナーイメージのタグを上書きします。Operator によって提供されるデフォルトのイメージタグを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
cheLogLevel |
Che サーバーのログレベル: |
cheServerIngress | Che サーバー Ingress のカスタム設定。 |
cheServerRoute | Che サーバールートのカスタム設定。 |
cheWorkspaceClusterRole |
Che ワークスペースのユーザーにバインドされるカスタムロール。ロールには、 |
customCheProperties |
|
dashboardCpuLimit | ダッシュボードのデプロイメントで使用される CPU 制限を上書きします。コア(500m = .5 コア)。デフォルトは 500m に設定されます。 |
dashboardCpuRequest | ダッシュボードのデプロイメントで使用される CPU 要求を上書きします。コア(500m = .5 コア)。デフォルトは 100m に設定されます。 |
dashboardImage | ダッシュボードのデプロイメントで使用されるコンテナーイメージを上書きします。これには、イメージタグが含まれます。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
dashboardImagePullPolicy |
ダッシュボードのデプロイメントで使用されるイメージプルポリシーを上書きします。デフォルト値は、 |
dashboardIngress | 非推奨。このフラグの値は無視されます。ダッシュボード Ingress のカスタム設定。 |
dashboardMemoryLimit | ダッシュボードのデプロイメントで使用されるメモリー制限を上書きします。デフォルトは 256Mi に設定されます。 |
dashboardMemoryRequest | ダッシュボードのデプロイメントで使用されるメモリー要求を上書きします。デフォルトは 16Mi に設定されます。 |
dashboardRoute | 非推奨。このフラグの値は無視されます。ダッシュボードルートのカスタム設定。 |
devfileRegistryCpuLimit | devfile レジストリーのデプロイメントで使用される CPU 制限を上書きします。コア(500m = .5 コア)。デフォルトは 500m に設定されます。 |
devfileRegistryCpuRequest | devfile レジストリーのデプロイメントで使用される CPU 要求を上書きします。コア(500m = .5 コア)。デフォルトは 100m に設定されます。 |
devfileRegistryImage | devfile レジストリーのデプロイメントで使用されるコンテナーイメージを上書きします。これには、イメージタグが含まれます。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
devfileRegistryIngress | 非推奨。このフラグの値は無視されます。devfile レジストリー Ingress のカスタム設定。 |
devfileRegistryMemoryLimit | devfile レジストリーのデプロイメントで使用されるメモリー制限を上書きします。デフォルトは 256Mi に設定されます。 |
devfileRegistryMemoryRequest | devfile レジストリーのデプロイメントで使用されるメモリー要求を上書きします。デフォルトは 16Mi に設定されます。 |
devfileRegistryPullPolicy |
devfile レジストリーのデプロイメントで使用されるイメージプルポリシーを上書きします。デフォルト値は、 |
devfileRegistryRoute | 非推奨。このフラグの値は無視されます。devfile レジストリールートのカスタム設定。 |
devfileRegistryUrl |
|
disableInternalClusterSVCNames | 非推奨。このフラグの値は無視されます。内部クラスターの SVC 名の使用を無効にして、トラフィックを高速化し、プロキシーの問題を回避します。 |
externalDevfileRegistries |
外部 devfile レジストリーで、すぐに使用可能な devfiles を提供します。( |
externalDevfileRegistry |
専用の devfile レジストリーサーバーをデプロイするかどうかについて Operator に指示します。デフォルトでは、専用の devfile レジストリーサーバーが起動します。 |
externalPluginRegistry |
専用のプラグインレジストリーサーバーをデプロイするかどうかについて Operator に指示します。デフォルトでは、専用のプラグインレジストリーサーバーが起動します。 |
gitSelfSignedCert |
|
nonProxyHosts |
プロキシーをバイパスして、直接到達されるホストの一覧。ワイルドカードのドメインを指定するには、以下の |
pluginRegistryCpuLimit | プラグインレジストリーのデプロイメントで使用される CPU 制限を上書きします。コア(500m = .5 コア)。デフォルトは 500m に設定されます。 |
pluginRegistryCpuRequest | プラグインレジストリーのデプロイメントで使用される CPU 要求を上書きします。コア(500m = .5 コア)。デフォルトは 100m に設定されます。 |
pluginRegistryImage | プラグインレジストリーのデプロイメントで使用されるコンテナーイメージを上書きします。これには、イメージタグが含まれます。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
pluginRegistryIngress | 非推奨。このフラグの値は無視されます。プラグインレジストリー Ingress のカスタム設定。 |
pluginRegistryMemoryLimit | プラグインレジストリーのデプロイメントで使用されるメモリー制限を上書きします。デフォルトは 256Mi に設定されます。 |
pluginRegistryMemoryRequest | プラグインレジストリーのデプロイメントで使用されるメモリー要求を上書きします。デフォルトは 16Mi に設定されます。 |
pluginRegistryPullPolicy |
プラグインレジストリーのデプロイメントで使用されるイメージプルポリシーを上書きします。デフォルト値は、 |
pluginRegistryRoute | 非推奨。このフラグの値は無視されます。プラグインレジストリールートのカスタム設定。 |
pluginRegistryUrl |
サンプルのすぐに使できる devfile を提供するプラグインレジストリーの公開 URL。外部 devfile レジストリーを使用する必要がある場合は、この ONLY を設定します。 |
proxyPassword |
プロキシーサーバーのパスワード。プロキシー設定が必要である場合にのみ使用します。 |
proxyPort |
プロキシーサーバーのポート。プロキシーの設定が必要な場合にのみ使用します。 |
proxySecret |
プロキシーサーバーの |
proxyURL |
プロキシーサーバーの URL (プロトコル+ホスト名)。これにより、Che サーバーおよびワークスペースコンテナーの |
proxyUser |
プロキシーサーバーのユーザー名。プロキシーの設定が必要な場合にのみ使用します。 |
selfSignedCert | 非推奨。このフラグの値は無視されます。Che Operator は、ルーター証明書が自己署名されているかどうかを自動的に検知し、これを Che サーバーなどの他のコンポーネントに伝播します。 |
serverCpuLimit | Che サーバーのデプロイメントで使用される CPU 制限を上書きします (コア単位)。(500m = .5 コア)。デフォルトは 1 に設定されます。 |
serverCpuRequest | Che サーバーのデプロイメントで使用される CPU 要求を上書きします (コア単位)。(500m = .5 コア)。デフォルトは 100m に設定されます。 |
serverExposureStrategy |
非推奨。このフラグの値は無視されます。サーバーおよびワークスペースの公開タイプを設定します。設定可能な値は、 |
serverMemoryLimit | Che サーバーのデプロイメントで使用されるメモリー制限を上書きします。デフォルトは 1Gi に設定されます。 |
serverMemoryRequest | Che サーバーのデプロイメントで使用されるメモリー要求を上書きします。デフォルトは 512Mi に設定されます。 |
serverTrustStoreConfigMapName |
Che サーバーの Java トラストストアに追加するパブリック証明書のある ConfigMap の名前。これは、HTTPS エンドポイントが自己署の証明書で署名されている OpenShift OAuth プロバイダーを追加する際に必要になります。Che サーバーは、要求できるように CA 証明書を認識できる必要があります。これはデフォルトで無効にされます。Config Map には、 |
singleHostGatewayConfigMapLabels | ゲートウェイ設定を表す ConfigMap に存在する必要があるラベル。 |
singleHostGatewayConfigSidecarImage | ゲートウェイに設定を提供するゲートウェイサイドカーに使用されるイメージ。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
singleHostGatewayImage | 単一ホストモードでゲートウェイに使用されるイメージ。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
tlsSupport | 非推奨。Operator に対して Che を TLS モードでデプロイするように指示します。これはデフォルトで有効になっています。TLS を無効にすると、Che コンポーネントが正しく機能しないことがあります。 |
useInternalClusterSVCNames |
|
workspaceNamespaceDefault |
ユーザーが上書きしない場合にユーザーのワークスペースが作成される Kubernetes のデフォルト namespace を定義します。 |
workspacePodNodeSelector | ワークスペース Pod を実行できるノードを制限するノードセレクター。 |
workspacePodTolerations | ワークスペース Pod を実行できる場所を制限するために、ワークスペース Pod に適用される Pod 許容値。 |
workspacesDefaultPlugins | Devworkspaces に適用されるデフォルトのプラグイン。 |
プロパティー | 説明 |
---|---|
chePostgresContainerResources | PostgreSQL コンテナーのカスタム設定 |
chePostgresDb |
Che サーバーが DB への接続に使用する PostgreSQL データベース名。デフォルトは |
chePostgresHostName |
Che サーバーが接続する PostgreSQL データベースのホスト名。デフォルトは |
chePostgresPassword | Che サーバーが DB への接続に使用する PostgreSQL パスワード。これは、省略されるか、または空のままの場合は、自動的に生成される値に設定されます。 |
chePostgresPort |
Che サーバーが接続する PostgreSQL データベースのポート。デフォルトは 5432 に設定されます。外部データベースを使用する場合、この値のみを上書きします。 |
chePostgresSecret |
Che サーバーが DB への接続に使用する PosgreSQL の `user` および |
chePostgresUser |
Che サーバーが DB への接続に使用する PostgreSQL ユーザー。デフォルトは |
externalDb |
専用のデータベースをデプロイするかどうかについて Operator に指示します。デフォルトでは、専用の PostgreSQL データベースは Che インストールの一部としてデプロイされます。 |
postgresImage | PostgreSQL データベースのデプロイメントで使用されるコンテナーイメージを上書きします。これには、イメージタグが含まれます。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
postgresImagePullPolicy |
PostgreSQL データベースのデプロイメントで使用されるイメージプルポリシーを上書きします。デフォルト値は、 |
postgresVersion |
使用する Postgre SQL バージョンイメージを示します。使用できる値は |
pvcClaimSize |
データベースの永続ボリュームクレームのサイズ。デフォルトは |
プロパティー | 説明 |
---|---|
debug | 非推奨。このフラグの値は無視されます。内部 ID プロバイダーをデバッグします。 |
externalIdentityProvider |
非推奨。このフラグの値は無視されます。専用のアイデンティティープロバイダー (Keycloak または RH SSO インスタンス) をデプロイするかどうかについて Operator に指示します。専用のアイデンティティープロバイダー (Keycloak または RH-SSO インスタンス) をデプロイするかどうかについて Operator に指示します。デフォルトで、専用のアイデンティティープロバイダーサーバーは Che インストールの一部としてデプロイされます。 |
gatewayAuthenticationSidecarImage | NativeUserMode が有効な場合に認証を行うゲートウェイサイドカー。oauth2-proxy または openshift/oauth-proxy を参照してください。 |
gatewayAuthorizationSidecarImage | NativeUserMode が有効な場合に承認を行うゲートウェイサイドカー。kube-rbac-proxy または openshift/kube-rbac-proxyを参照してください。 |
gatewayHeaderRewriteSidecarImage | 非推奨。このフラグの値は無視されます。サイドカー機能が Traefik プラグインに実装されるようになりました。 |
identityProviderAdminUserName |
非推奨。このフラグの値は無視されます。アイデンティティープロバイダーの管理者ユーザーの名前を上書きします。デフォルトは |
identityProviderClientId |
非推奨。このフラグの値は無視されます。Che に使用されるアイデンティティープロバイダー、Keycloak、または RH-SSO の |
identityProviderContainerResources | 非推奨。このフラグの値は無視されます。アイデンティティープロバイダーコンテナーのカスタム設定。 |
identityProviderImage | 非推奨。このフラグの値は無視されます。アイデンティティープロバイダー、Keycloak、または RH-SSO デプロイメントで使用するコンテナーイメージを上書きします。これには、イメージタグが含まれます。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
identityProviderImagePullPolicy |
非推奨。このフラグの値は無視されます。アイデンティティープロバイダー、Keycloak、または RH-SSO デプロイメントで使用するイメージプルポリシーを上書きします。デフォルト値は、 |
identityProviderIngress | 非推奨。このフラグの値は無視されます。Ingress のカスタム設定。 |
identityProviderPassword |
非推奨。このフラグの値は無視されます。Keycloak 管理者ユーザーのパスワードを上書きします。外部アイデンティティープロバイダーが使用されている場合にこれを上書きします。 |
identityProviderPostgresPassword |
非推奨。このフラグの値は無視されます。データベースに接続するために使用するアイデンティティープロバイダー、Keycloak、または RH-SSO のパスワード外部アイデンティティープロバイダーが使用されている場合にこれを上書きします。 |
identityProviderPostgresSecret |
非推奨。このフラグの値は無視されます。データベースに接続するために使用するアイデンティティープロバイダー、Keycloak、または RH-SSO の |
identityProviderRealm |
非推奨。このフラグの値は無視されます。Che に使用されるアイデンティティープロバイダー、Keycloak、または RH-SSO のレルムの名前。外部アイデンティティープロバイダーが使用されている場合にこれを上書きします。 |
identityProviderRoute | 非推奨。このフラグの値は無視されます。ルートのカスタム設定。 |
identityProviderSecret |
非推奨。このフラグの値は無視されます。アイデンティティープロバイダーの |
identityProviderURL |
アイデンティティープロバイダーサーバー (Keycloak/RH-SSO サーバー) の公開 URL。外部アイデンティティープロバイダーを使用する必要がある場合は、これのみを設定します。 |
initialOpenShiftOAuthUser |
非推奨。このフラグの値は無視されます。OpenShift OAuth 認証の操作には、kubeadmin を使用できないため、新規ユーザーアカウントを作成します。値が true の場合には、HTPasswd アイデンティティープロバイダーに新しい OpenShift OAuth ユーザーが作成されます。値が false で、ユーザーがすでに作成されている場合は、削除されます。値が空白の場合は何も実行されません。ユーザーの認証情報は、Operator によって 'openshift-config' namespace にある |
nativeUserMode | 非推奨。このフラグの値は無視されます。ネイティブユーザーモードを有効にします。現在、OpenShift および DevWorkspace エンジンでのみ動作します。ネイティブユーザーモードは、Keycloak なしで OpenShift OAuth を直接アイデンティティープロバイダーとして使用します。 |
oAuthClientName |
OpenShift 側でアイデンティティーフェデレーションを設定するために使用される OpenShift |
oAuthSecret |
OpenShift 側でアイデンティティーフェデレーションを設定するために使用される OpenShift |
openShiftoAuth |
非推奨。このフラグの値は無視されます。アイデンティティープロバイダー (Keycloak/RHSSO) と OpenShift OAuth の統合を有効にします。デフォルトでは OpenShift の値は空になります。これにより、ユーザーは OpenShift ログインで OpenShift ユーザーとして直接ログインでき、独自のワークスペースを個人の OpenShift namespace の下に作成できます。警告: |
updateAdminPassword |
非推奨。このフラグの値は無視されます。デフォルトの |
プロパティー | 説明 |
---|---|
postgresPVCStorageClassName | PostgreSQL データベース専用の Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求、PVC) のストレージクラス。省略されるか、または空のままの場合は、デフォルトのストレージクラスが使用されます。 |
preCreateSubPaths |
Che サーバーに対し、永続ボリュームでサブパスを事前に作成するために特別な Pod を起動するように指示します。デフォルトは |
pvcClaimSize |
ワークスペースの永続ボリューム要求 (PVC) のサイズ。デフォルトは |
pvcJobsImage |
永続ボリュームでサブパスを作成するために使用されるコンテナーイメージを上書きします。これには、イメージタグが含まれます。Operator によって提供されるデフォルトのコンテナーイメージを使用するには、これを省略するか、または空のままにします。 |
pvcStrategy |
Che サーバーの永続ボリューム要求ストラテジー。これには、'common' (1 つのボリュームにすべてのワークスペース PVC)、 |
workspacePVCStorageClassName | Che ワークスペース専用の Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC)のストレージクラス。省略されるか、または空のままの場合は、デフォルトのストレージクラスが使用されます。 |
プロパティー | 説明 |
---|---|
ingressClass |
Ingress を管理するコントローラーを定義する Ingress クラス。デフォルトは |
ingressDomain | Kubernetes クラスターのグローバル Ingress ドメイン。これは明示的に指定する必要があります。デフォルト値はありません。 |
ingressStrategy |
非推奨。このフラグの値は無視されます。Ingress 作成のストラテジー。オプション: |
securityContextFsGroup |
Che Pod およびワークスペース Pod コンテナーが実行される FSGroup。デフォルト値は |
securityContextRunAsUser |
Che Pod およびワークスペース Pod コンテナーの実行に使用するユーザーの ID。デフォルト値は |
singleHostExposureType |
非推奨。このフラグの値は無視されます。serverExposureStrategy が |
tlsSecretName |
TLS が有効にされている場合に ingress TLS 終端を設定するために使用されるシークレットの名前。フィールドが空の文字列である場合、デフォルトのクラスター証明書が使用されます。 |
プロパティー | 説明 |
---|---|
enable |
Che サーバーエンドポイント |
プロパティー | 説明 |
---|---|
cheClusterRunning |
Che インストールのステータス。 |
cheURL | Che サーバーへの公開 URL。 |
cheVersion | 現在のインストールされている Che バージョン。 |
dbProvisioned | PostgreSQL インスタンスが正しくプロビジョニングされているかどうかを示します。 |
devfileRegistryURL | devfile レジストリーへの公開 URL。 |
devworkspaceStatus | Devworkspace サブシステムのステータス |
gitHubOAuthProvisioned | アイデンティティープロバイダーインスタンス、Keycloak または RH-SSO が GitHub OAuth と統合するように設定されているかどうかを示します。 |
helpLink | 現在の Operator ステータスに関連するヘルプの検索に使用する URL を参照する URL。 |
keycloakProvisioned | アイデンティティープロバイダーインスタンス、Keycloak または RH-SSO がレルム、クライアント、およびユーザーと共にプロビジョニングされているかどうかを示します。 |
keycloakURL | アイデンティティープロバイダーサーバー (Keycloak/RH-SSO) の公開 URL。 |
message | Pod がこの状態にある理由の詳細を示す、人が判読できるメッセージ。 |
openShiftOAuthUserCredentialsSecret |
HTPasswd アイデンティティープロバイダーのユーザー認証情報を含む |
openShiftoAuthProvisioned | アイデンティティープロバイダーインスタンス、Keycloak または RH-SSO が OpenShift OAuth と統合するように設定されているかどうかを示します。 |
pluginRegistryURL | プラグインレジストリーへの公開 URL。 |
reason | Pod がこの状態にある理由の詳細を示す簡単な CamelCase メッセージ。 |