第4章 Dev Spaces の devfile の概要
devfile は、開発環境のカスタマイズに使用される yaml
テキストファイルです。それらを使用して、特定のニーズに合わせて devfile を設定し、カスタマイズされた devfile を複数のワークスペースで共有して、チーム全体で同一のユーザーエクスペリエンスと、ビルド、実行、およびデプロイの動作を保証します。
Red Hat OpenShift Dev Spaces は、devfile の コンポーネント
セクションで定義されている一般的なイメージのほとんどで動作するはずです。実稼働目的では、クラウド開発環境を定義するためのベースイメージとして、Universal Base Images の 1 つを使用することを推奨します。
openssl
と libbrotli
が欠落しているコンテナーでは Visual Studio Code - Open Source (Code - OSS) を起動できないため、一部のイメージはクラウド開発環境の定義にそのまま使用できません。不足しているライブラリーは、Dockerfile レベルで明示的にインストールする必要があります (例: RUN yum install compat-openssl11 libbrotli)。
Devfile および Universal Developer Image
ワークスペースを開始するのに devfile は必要ありません。プロジェクトリポジトリーに devfile を含めない場合、Red Hat OpenShift Dev Spaces は Universal Developer Image (UDI) を含むデフォルトの devfile を自動的にロードします。
Devfile レジストリー
{Devfile レジストリー には、さまざまな言語やテクノロジーに対応した、すぐに使用できるコミュニティーサポートの devfile が含まれています。レジストリーに含まれる Devfiles は、テンプレートではなくサンプルとして扱う必要があります。