1.21. Red Hat OpenShift GitOps 1.11.0 のリリースノート
Red Hat OpenShift GitOps 1.11.0 が OpenShift Container Platform 4.12、4.13、および 4.14 で利用できるようになりました。
1.21.1. 新機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
現在のリリースでは、以下の改善が加えられています。
この更新により、指定した namespace 内の Argo CD インスタンスの
redisコンポーネントとapplication-controllerコンポーネントを選択的に無効にできます。これらのコンポーネントはデフォルトで有効になっています。コンポーネントを無効にするには、Argo CD カスタムリソース (CR) の.spec.<component>.enabledフィールドでenabledフラグをfalseに設定します。(GITOPS-3723)以下に例を示します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記この機能は現在、
redisおよびapplication-controllerコンポーネントに限定されています。他のコンポーネントのサポートは、今後の Red Hat OpenShift GitOps リリースに含まれる予定です。
1.21.2. 修正された問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の問題は、現在のリリースで解決されています。
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この更新前は、Argo CD Notifications Controller は
argocd-tls-certs-cmconfig map に追加されたカスタム証明書をサポートしていませんでした。その結果、カスタム証明書を使用する通知サービスは、x509: certificate signed by unknown authorityエラーメッセージが原因で通知を受信できませんでした。この更新では、Argo CD Notifications Controller の証明書リゾルバー機能を正しく初期化し、argocd-tls-certs-cmconfig map に保存されているすべての証明書をロードすることで問題が修正されています。これで、カスタム証明書を使用した通知サービスが、通知を正常に受信できるようになりました。(GITOPS-2809) -
この更新前は、Red Hat OpenShift GitOps Operator が
openshift-gitops-operatornamespace にインストールされていないと、ユーザーはPrometheusOperatorRejectedResourcesアラートに直面していました。この問題は、以前のバージョンの Red Hat OpenShift GitOps Operator から v1.10 にアップグレードしたユーザーに影響を及ぼしていました。この更新では、正しいインストール namespace を反映するように Operator のserverNameメトリクスサービスを更新することにより、問題が修正されます。今後は、openshift-gitops-operator以外の namespace で Red Hat OpenShift GitOps Operator をアップグレードまたはインストールするユーザーには、これらのアラートが表示されなくなります。(GITOPS-3424)