3.4. ターゲット namespace とユーザー定義の AppProject インスタンスを参照するためのアプリケーション CR の作成と設定
クラスター管理者は、ユーザーが Application
リソースを作成、更新、および調整できる特定のコントロールプレーン以外の namespace のセットを定義できます。ユーザー定義の AppProject
インスタンスの .spec.sourceNamespaces
フィールドでターゲット namespace を設定した後、ターゲット namespace とユーザー定義の AppProject
インスタンスを参照するために、metadata.namespace
フィールドと .spec.project
フィールドのパラメーターを使用して、Application
カスタムリソース (CR) を明示的に作成して設定する必要があります。
前提条件
- 管理者として OpenShift Container Platform クラスターにログインしている。
- OpenShift Container Platform クラスターに Red Hat OpenShift GitOps 1.13.0 以降のバージョンがインストールされている。
手順
ターゲット namespace とユーザー定義の
AppProject
インスタンスを参照するために、metadata.namespace
および.spec.project
フィールドのパラメーターを使用してApplication
CR を作成し、設定します。- Project リストからターゲット namespace を選択します。
-
Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operator
Installed Operator Red Hat OpenShift GitOps をクリックし、Application タブに移動します。 Create Application をクリックし、YAML ビューに次の設定を入力します。
ユーザー定義の
AppProject
インスタンスの例kind: Application apiVersion: argoproj.io/v1alpha1 metadata: name: cluster-configs 1 namespace: dev 2 spec: project: project-one 3 # ...
Create をクリックします。
Applications ページには、作成されたアプリケーションが表示されます。
cluster-configs
Argo CD アプリケーションに Healthy および Synced のステータスが追加されています。