第9章 クラスタースコープの Argo Rollouts インスタンスを使用してロールアウトリソースを管理する
context: using-cluster-scoped-argo-rollouts-instance-to-manage-rollouts-resources
デフォルトでは、Argo Rollouts は Argo Rollouts カスタムリソース (CR) のインストールのクラスタースコープのモードをサポートします。このインストールのモードでは、CLUSTER_SCOPED_ARGO_ROLLOUTS_NAMESPACES
環境変数を使用して、ロールアウトリソースの管理に使用できる namespace のリストを指定します。
Argo Rollouts リソースを管理するには、クラスターに Red Hat OpenShift GitOps Operator をインストールした後に、選択した namespace で RolloutManager
カスタムリソース (CR) インスタンスを作成および設定できます。次に、Red Hat OpenShift GitOps Operator の既存の Subscription
オブジェクトを更新し、ユーザー定義の namespace を Argo CD インスタンスの spec
セクションの CLUSTER_SCOPED_ARGO_ROLLOUTS_NAMESPACES
環境変数に追加できます。
9.1. 前提条件
- OpenShift Container Platform クラスターに管理者としてログインしている。
- Red Hat OpenShift GitOps Operator が OpenShift Container Platform クラスターにインストールされている。
-
RolloutManager
カスタムリソースを作成している。