第2章 デフォルトモードで Argo CD サーバーへのログイン
Red Hat OpenShift GitOps argocd
CLI ツールはテクノロジープレビュー機能のみです。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
GitOps argocd
CLI と Argo CD 認証情報を使用してデフォルトモードで Argo CD サーバーにログインし、コマンドを実行できます。
2.1. Argo CD サーバーへのログイン
GitOps argocd
CLI をインストールして設定した後、Argo CD サーバーにログインして、デフォルトモードでコマンドを実行する必要があります。
前提条件
-
GitOps
argocd
CLI ツールをインストールして設定している。
手順
ログインするには認証情報を使用し、セッション中はログインしたままにする必要があります。
If the login session times out, you can use the `relogin` command to log in again. When done using the `argocd` commands, you can log out using the `logout` command.
Argo CD サーバーの
admin
アカウントのパスワードを取得します。$ ADMIN_PASSWD=$(oc get secret openshift-gitops-cluster -n openshift-gitops -o jsonpath='{.data.admin\.password}' | base64 -d)
Argo CD サーバーの URL を取得します。
$ SERVER_URL=$(oc get routes openshift-gitops-server -n openshift-gitops -o jsonpath='{.status.ingress[0].host}')
admin
アカウントのパスワードを使用して Argo CD サーバーにログインし、一重引用符で囲みます。重要パスワードを一重引用符で囲むと、
$
などの特殊文字がシェルによって誤って解釈されなくなります。パスワードのリテラル値を囲むには常に一重引用符を使用してください。$ argocd login --username admin --password ${ADMIN_PASSWD} ${SERVER_URL}
例
$ argocd login --username admin --password '<password>' openshift-gitops.openshift-gitops.apps-crc.testing
ログインが成功すると、セッションコンテキストが次のように表示されます。
出力例
'admin:login' logged in successfully Context '<server_url>' updated