1.4. Knative Eventing メトリクス
クラスター管理者は、Knative Eventing コンポーネントの以下のメトリクスを表示できます。
HTTP コードからメトリクスを集計することで、イベントは正常なイベント (2xx) および失敗したイベント (5xx) の 2 つのカテゴリーに分類できます。
1.4.1. ブローカー Ingress メトリクス
以下のメトリクスを使用してブローカー Ingress をデバッグし、どのように実行されているかを確認し、どのイベントが Ingress コンポーネントによってディスパッチされているかを確認できます。
メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 |
---|---|---|---|---|
| ブローカーによって受信されるイベントの数。 | カウンター |
| 整数 (単位なし) |
| イベントのチャネルへのディスパッチにかかる時間。 | ヒストグラム |
| ミリ秒 |
1.4.2. ブローカーフィルターメトリクス
以下のメトリクスを使用してブローカーフィルターをデバッグし、それらがどのように実行されているかを確認し、どのイベントがフィルターによってディスパッチされているかを確認できます。イベントでフィルタリングアクションのレイテンシーを測定することもできます。
メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 |
---|---|---|---|---|
| ブローカーによって受信されるイベントの数。 | カウンター |
| 整数 (単位なし) |
| イベントのチャネルへのディスパッチにかかる時間。 | ヒストグラム |
| ミリ秒 |
| トリガーサブスクライバーにディスパッチされる前にイベントの処理にかかる時間。 | ヒストグラム |
| ミリ秒 |
1.4.3. InMemoryChannel dispatcher メトリクス
以下のメトリクスを使用して InMemoryChannel
チャネルをデバッグし、それらがどのように実行されているかを確認し、どのイベントがチャネルによってディスパッチされているかを確認できます。
メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 |
---|---|---|---|---|
|
| カウンター |
| 整数 (単位なし) |
|
| ヒストグラム |
| ミリ秒 |
1.4.4. イベントソースメトリクス
以下のメトリクスを使用して、イベントがイベントソースから接続されたイベントシンクに配信されていることを確認できます。
メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 |
---|---|---|---|---|
| イベントソースによって送信されるイベントの数。 | カウンター |
| 整数 (単位なし) |
| 最初に配信に失敗した後にイベントソースによって送信される再試行イベントの数。 | カウンター |
| 整数 (単位なし) |