3.3. Knative Serving サービスのログの検索
以下の手順を使用して、Knative Serving サービスのログを検索できます。
3.3.1. OpenShift Logging を使用した Knative Serving でデプロイされたサービスのログの検索
OpenShift Logging により、アプリケーションがコンソールに書き込むログは Elasticsearch で収集されます。以下の手順で、Knative Serving を使用してデプロイされたアプリケーションにこれらの機能を適用する方法の概要を示します。
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。
手順
Kibana ルートを取得します。
$ oc -n openshift-logging get route kibana
- ルートの URL を使用して Kibana ダッシュボードに移動し、ログインします。
- インデックスが .all に設定されていることを確認します。インデックスが .all に設定されていない場合は、OpenShift システムログのみが一覧表示されます。
knative-serving
namespace を使用してログをフィルタリングします。検索ボックスにサービスのフィルターを入力して、結果をフィルターします。フィルターの例
kubernetes.namespace_name:default AND kubernetes.labels.serving_knative_dev\/service:{service_name}
/configuration
または/revision
を使用してフィルタリングすることもできます。-
kubernetes.container_name:<user_container>
を使用して検索を絞り込み、ご使用のアプリケーションで生成されるログのみを表示することができます。それ以外の場合は、queue-proxy からのログが表示されます。
アプリケーションで JSON ベースの構造化ロギングを使用することで、実稼働環境でのこれらのログの迅速なフィルターを実行できます。