1.6. デフォルトのネットワークポリシーを無効にする


OpenShift Serverless Operator はデフォルトでネットワークポリシーを生成します。デフォルトのネットワークポリシー生成を無効にするには、KnativeEventing および KnativeServing カスタムリソース (CR) に serverless.openshift.io/disable-istio-net-policies-generation アノテーションを追加します。

前提条件

  • クラスターにアクセスするための次のいずれかの権限がある。

    • OpenShift Container Platform のクラスター管理者パーミッション
    • Red Hat OpenShift Service on AWS のクラスター管理者パーミッション
    • OpenShift Dedicated の専用管理者権限
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • アプリケーションやその他のワークロードを作成するための適切なロールと権限を持つプロジェクトにアクセスできます。
  • クラスターに OpenShift Serverless Operator、Knative Serving、および Knative Eventing をインストールしている。
  • mTLS 機能を有効にして Red Hat OpenShift Service Mesh をインストールしている。

手順

  • Knative カスタムリソースに serverless.openshift.io/disable-istio-net-policies-generation: "true" アノテーションを追加します。

    注記

    OpenShift Serverless Operator は、必要なネットワークポリシーをデフォルトで生成します。ServiceMeshControlPlanemanageNetworkPolicy: false で設定する場合は、適切なイベント配信を確保するために、デフォルトのネットワークポリシー生成を無効にする必要があります。デフォルトのネットワークポリシー生成を無効にするには、KnativeEventing および KnativeServing カスタムリソース (CR) に serverless.openshift.io/disable-istio-net-policies-generation アノテーションを追加します。

    1. 次のコマンドを実行して、KnativeEventing CR にアノテーションを付けます。

      $ oc edit KnativeEventing -n knative-eventing

      KnativeEventing CR の例

      apiVersion: operator.knative.dev/v1beta1
      kind: KnativeEventing
      metadata:
        name: knative-eventing
        namespace: knative-eventing
        annotations:
          serverless.openshift.io/disable-istio-net-policies-generation: "true"

    2. 次のコマンドを実行して、KnativeServing CR にアノテーションを付けます。

      $ oc edit KnativeServing -n knative-serving

      KnativeServing CR の例

      apiVersion: operator.knative.dev/v1beta1
      kind: KnativeServing
      metadata:
        name: knative-serving
        namespace: knative-serving
        annotations:
          serverless.openshift.io/disable-istio-net-policies-generation: "true"

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