第3章 クラスターロギング
3.1. Serving と Eventing のログ設定の構成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
				KnativeServing および KnativeEventing カスタムリソース (CR) を使用して、OpenShift Serverless Serving および OpenShift Serverless Eventing のログ記録を設定できます。ロギングのレベルは、指定された loglevel 値によって決まります。
			
3.1.1. サポート対象のログレベル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					次の loglevel 値がサポートされています。
				
| ログレベル | 説明 | 
|---|---|
|   
									  |   きめ細かなデバッグ  | 
|   
									  |   通常のロギング  | 
|   
									  |   予期しないが重大ではないエラー  | 
|   
									  |   重大なエラー。通常操作中の予期しないエラー  | 
|   
									  |   デバッグモードでパニック (クラッシュ) をトリガーする  | 
						実稼働環境で debug レベルを使用すると、パフォーマンスに影響を及ぼす場合があります。
					
3.1.2. ログ設定の構成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					KnativeServing カスタムリソース (CR) と KnativeEventing CR で、Serving と Eventing のログ記録を設定できます。
				
手順
KnativeServingおよびKnativeEventingCR でそれぞれloglevel値を設定または変更して、Serving および Eventing のログ設定を構成します。以下に、すべての可能なログオプションをレベルinfoに設定した 2 つの設定例を示します。KnativeServing CR
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow KnativeEventing CR
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 
3.1.3. リクエストログ設定の構成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					KnativeServing カスタムリソース (CR) の observability フィールドで、サービスのリクエストログを設定できます。
				
リクエストロギングを設定するのに使用できるパラメーターの詳細は、「リクエストログのパラメーター」を参照してください。
手順
KnativeServingCR のobservabilityフィールドを変更して、サービスのリクエストログを設定します。KnativeServingCR の例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 
3.1.4. リクエストロギングのパラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の表は、リクエストロギングを構成するのに使用されるパラメーターを説明しています。
| パラメーター | 型 | 説明 | 
|---|---|---|
|   
									  |   
									ブール値 (  |   
									リクエストのロギングを有効にするには   | 
|   
									  |   
									ブール値 (  |   
									キュープロキシーがプローブ要求を stdout に記録できるようにするには、  | 
|   
									  |   
									Go   |   リクエストログの形状を決定します。ログが複数のレコードに分割されないようにするには、1 行を使用します。  | 
					logging.request-log-template パラメーターには次の機能が含まれます。
				
- 
							
Requestは、サーバーが受け取った HTTP リクエストを表すhttp.Requestです。 Responseは HTTP レスポンスを表し、次のフィールドが含まれます。- 
									
Codeは HTTP ステータスコードです。 - 
									
Sizeはバイト単位の応答サイズです。 - 
									
Latencyは、秒単位での応答レイテンシーです。 
- 
									
 Revisionにはリビジョンの詳細が含まれ、次のフィールドが含まれます。- 
									
Nameはリビジョンの名前です。 - 
									
Namespaceはリビジョンの namespace です。 - 
									
Serviceはサービスの名前です。 - 
									
Configurationは設定の名前です。 - 
									
PodNameは、リビジョンをホストする Pod の名前です。 - 
									
PodIPはホスティング Pod の IP アドレスです。 
-