第1章 OpenShift Service Mesh のインストール


OpenShift Service Mesh のインストールは主に、OpenShift Operator のインストール、Istio のデプロイ、Istio 設定のカスタマイズという 3 つのタスクで構成されます。次に、サンプルの info アプリケーションをインストールして、メッシュを介してデータをプッシュし、メッシュの機能を探索することもできます。

1.1. Red Hat OpenShift Service Mesh Operator を使用した Istio のデプロイについて

Red Hat OpenShift Service Mesh Operator を使用して Istio をデプロイするには、Istio リソースを作成する必要があります。次に、Operator は、Istio コントロールプレーンの 1 つのリビジョンを表す IstioRevision リソースを作成します。IstioRevision リソースに基づいて、Operator は istiod Deployment リソースおよびその他のリソースを含む Istio コントロールプレーンをデプロイします。

Red Hat OpenShift Service Mesh Operator は、Istio リソースで定義された更新ストラテジーに応じて、IstioRevision リソースの追加インスタンスを作成する場合があります。

1.1.1. 更新ストラテジーについて

更新ストラテジーにより、更新プロセスの実行方法が変わります。メッシュごとに、次の 2 つのストラテジーのいずれかを選択します。

  • InPlace
  • RevisionBased

デフォルトのストラテジーは InPlace ストラテジーです。詳細は、「OpenShift Service Mesh の更新」にある次のドキュメントを参照してください。

  • 「InPlace ストラテジーについて」
  • 「RevisionBased ストラテジーについて」
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