1.2. CLI を使用した OpenShift Service Mesh のアンインストール
既存の OpenShift Container Platform インスタンスから Red Hat OpenShift Service Mesh Operator 3 と Istio コントロールプレーンをアンインストールするには、以下を削除する必要があります。
-
Istio
リソース -
IstioCNI
リソース - Red Hat OpenShift Service Mesh Operator 3
-
istio-system
プロジェクト -
istio-cni
プロジェクト
必要に応じて、Istio カスタムリソース定義 (CRD) を削除できます。
OpenShift Container Platform コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して、Red Hat OpenShift Service Mesh Operator 3 をアンインストールできます。
手順
Istio
リソースを削除します。次のコマンドを実行して、
Istio
リソース名を取得します。$ oc get istio -n istio-system
<name_of_custom_resource>
は、前のコマンドの出力に置き換え、次のコマンドを実行してカスタムリソースを削除します。$ oc delete istio/<name_of_custom_resource>
IstioCNI
リソースを削除します。以下のコマンドを実行して
IstioCNI
リソースの名前を取得します。$ oc get istioCNI -n istio-system
<name_of_custom_resource>
は、前のコマンドの出力に置き換え、次のコマンドを実行してカスタムリソースを削除します。$ oc delete istioCNI/<name_of_custom_resource>
istio-system
およびistio-cni
プロジェクトを削除します。次のコマンドを実行して、
istio-system
namespace を削除します。$ oc delete ns istio-system
以下のコマンドを実行して
istio-cni
namespace を削除します。$ oc delete ns istio-cni
OpenShift Service Mesh Operator 3 をアンインストールします。
servicemeshoperator3
サブスクリプションを削除します。$ oc delete subscription servicemeshoperator3 -n openshift-operators
出力例
output: subscription.operators.coreos.com "servicemeshoperator3" deleted
次のコマンドを実行して、
currentCSV
フィールドでservicemeshoperator3
のサブスクライブ済み Operator の最新バージョンを確認します。$ oc get subscription servicemeshoperator3 -n openshift-operators -o yaml | grep currentCSV
出力例
output: currentCSV: servicemeshoperator3.v3.0.0-tp.1
前の手順の
currentCSV
値を使用して、ターゲット namespace 内の Operator のクラスターサービスバージョン (CSV) を削除します。$ oc delete clusterserviceversion servicemeshoperator3.v3.0.0-tp.1 -n openshift-operators
出力例
clusterserviceversion.operators.coreos.com "servicemeshoperator3.v3.0.0-tp.1" deleted.