第2章 GCS 認証情報ファイルの作成およびダウンロード


バックアップに Google Cloud にアクセスし、使用するには、Block Storage サービスには Google 認証情報が必要です。サービスアカウントキーを作成して、これらの認証情報を Block Storage に提供することができます。

  1. Google アカウントを使用して Google 開発者コンソール(http://console.developers.google.com)にログインします。
  2. Credentials タブをクリックして Create credentials をクリックし、Create credentials ドロップダウンリストから Service account key を選択します。

    creds create

  3. Create service account key ページで、Block Storage サービスが Service account ドロップダウンリストから使用するサービスアカウントを選択します。

    creds json compengine

  4. Create service account key ページで、Key type セクションから JSON ラジオボタンを選択し、Create をクリックします。

    ブラウザーはキーをデフォルトのダウンロード場所にダウンロードします。

    creds key

  5. ファイルを開き、project_id パラメーターの値を書き留めておきます。

    {
      "type": "service_account",
      "project_id": "cloud-backup-1370",
    ...

    特に、3章Block Storage 環境ファイルを作成します。/etc/cinder/Cloud-Backup.json キー、project_id の値、およびファイルへの絶対パスを使用します。

  6. 任意のコントローラーノードの /etc/cinder/ に鍵ファイルをコピーし、キーファイルのユーザー、グループ、パーミッションを変更して、/etc/cinder/cinder.conf の一致させます。これにより、Block Storage サービスがキーファイルを使用できるようになります。

    # cp Cloud-Backup.json /etc/cinder/
    # chown cinder:cinder /etc/cinder/Cloud-Backup.json
    # chmod 0600 /etc/cinder/Cloud-Backup.json
  7. 各コントローラーノードの /etc/cinder/Cloud-Backup.json_ にキーファイルをコピーします。rsync -a を使用してパーミッションおよび所有権の設定を保持します。

    # rsync -a /etc/cinder/Cloud-Backup.json root@CONTROLLERHOST:/etc/cinder/

    CONTROLLERHOST をターゲットコントローラーのホスト名に置き換えます。

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