第3章 クライアント側のツールのインストール


オーバークラウドをデプロイする前には、各クライアントに適用する構成の設定を決定する必要があります。director の Heat テンプレートコレクションからサンプルの環境ファイルをコピーし、お使いの環境に合わせて変更します。

3.1. 集中ロギングクライアントパラメーターの設定

Fluentd の構成設定には、/usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/logging-environment.yaml をコピーし、ご使用の環境に応じてファイルを変更します。以下に例を示します。

簡易設定

resource_registry:
  OS::TripleO::Services::Fluentd: ../deployment/deprecated/logging/fluentd-container-puppet.yaml

parameter_defaults:
  LoggingServers:
    - host: log0.example.com
      port: 24224
    - host: log1.example.com
      port: 24224

SSL の設定例

## (note the use of port 24284 for ssl connections)

resource_registry:
  OS::TripleO::Services::Fluentd: ../deployment/deprecated/logging/fluentd-container-puppet.yaml

parameter_defaults:
  LoggingServers:
    - host: 192.0.2.11
      port: 24284
  LoggingUsesSSL: true
  LoggingSharedKey: secret
  LoggingSSLCertificate: |
    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    ...certificate data here...
    -----END CERTIFICATE-----

  • LoggingServers: Fluentd ログメッセージを受信する宛先システム
  • LoggingUsesSSL: ログメッセージの転送時に secure_forward が使用されるかどうかを判断する設定。
  • LoggingSharedKey: secure_forward が使用する共有シークレット
  • LoggingSSLCertificate: PEM エンコードされた SSL CA 証明書の内容
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