2.3. イメージ準備エントリーの階層化


ContainerImagePrepare パラメーターの値は YAML リストです。したがって、複数のエントリーを指定することができます。以下の例で、2 つのエントリーを指定するケースを説明します。この場合、director はすべてのイメージの最新バージョンを使用しますが、nova-api イメージについてのみ、15.0-44 とタグ付けされたバージョンを使用します。

ContainerImagePrepare:
- tag_from_label: "{version}-{release}"
  push_destination: true
  excludes:
  - nova-api
  set:
    namespace: registry.redhat.io/rhosp15-rhel8
    name_prefix: openstack-
    name_suffix: ''
    tag: latest
- push_destination: true
  includes:
  - nova-api
  set:
    namespace: registry.redhat.io/rhosp15-rhel8
    tag: 15.0-44

includes および excludes のエントリーで、それぞれのエントリーでのイメージの絞り込みをコントロールします。includes 設定と一致するイメージが、excludes と一致するイメージに優先します。一致するとみなされるためには、イメージ名に includes または excludes の設定値が含まれていなければなりません。

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