第7章 Block Storage (cinder) パラメーター


パラメーター説明

CephClusterFSID

Ceph クラスター FSID。UUID でなければなりません。

CephClusterName

Ceph クラスター名。デフォルト値は ceph です。

CinderCronDbPurgeAge

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Age)。デフォルト値は 30 です。

CinderCronDbPurgeDestination

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Log destination)。デフォルト値は /var/log/cinder/cinder-rowsflush.log です。

CinderCronDbPurgeHour

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Hour)。デフォルト値は 0 です。

CinderCronDbPurgeMaxDelay

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Max Delay)。デフォルト値は 3600 です。

CinderCronDbPurgeMinute

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Minute)。デフォルト値は 1 です。

CinderCronDbPurgeMonth

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Month)。デフォルト値は * です。

CinderCronDbPurgeMonthday

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Month Day)。デフォルト値は * です。

CinderCronDbPurgeUser

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (User)。デフォルト値は cinder です。

CinderCronDbPurgeWeekday

cron ジョブが削除されたインスタンスを別のテーブルに移動する (Week Day)。デフォルト値は * です。

CinderDefaultVolumeType

OpenStack Block Storage (cinder) のデフォルトボリュームタイプの名前。デフォルト値は tripleo です。

CinderEnableDBPurge

OpenStack Block Storage (cinder) データベースでソフト削除された行をパージする cron ジョブを作成するかどうか。デフォルト値は True です。

CinderEnableIscsiBackend

OpenStack Block Storage (cinder) の iSCSI バックエンドを有効にするかどうか。デフォルト値は True です。

CinderEnableNfsBackend

OpenStack Block Storage (cinder) の NFS バックエンドを有効にするかどうか。デフォルト値は False です。

CinderEnableRbdBackend

OpenStack Block Storage (cinder) の Rbd バックエンドを有効にするかどうか。デフォルト値は False です。

CinderEtcdLocalConnect

OpenStack Block Storage (cinder) を A/A で実行する際に、Etcd ネットワークのローカル IP を使用して Etcd に接続するかどうかを定義します。true に設定すると、ローカルノード上の IP が使用されます。false に設定すると、Etcd ネットワークの仮想 IP が使用されます。デフォルトは false です。デフォルト値は False です。

CinderISCSIAvailabilityZone

OpenStack Block Storage (cinder) iSCSI バックエンドのアベイラビリティーゾーン。このパラメーターを設定すると、デフォルトの CinderStorageAvailabilityZone がオーバーライドされます。

CinderISCSIHelper

cinder で使用する iSCSI ヘルパー。デフォルト値は lioadm です。

CinderISCSIProtocol

iSCSI に TCP (iscsi) または iSER RDMA (iser) を使用するかどうかを定義します。デフォルト値は iscsi です。

CinderLVMLoopDeviceSize

cinder LVM ドライバーが使用するループバックファイルのサイズ。デフォルト値は 10280 です。

CinderNasSecureFileOperations

セキュリティーが強化された NFS ファイルの操作を有効にするかどうかを制御します。有効な値は autotrue、または false です。CinderEnableNfsBackend が true の場合に有効です。デフォルト値は False です。

CinderNasSecureFilePermissions

セキュリティーが強化された NFS ファイルへのアクセス権限を有効にするかどうかを制御します。有効な値は autotrue、または false です。CinderEnableNfsBackend が true の場合に有効です。デフォルト値は False です。

CinderNfsAvailabilityZone

OpenStack Block Storage (cinder) NFS バックエンドのアベイラビリティーゾーン。このパラメーターを設定すると、デフォルトの CinderStorageAvailabilityZone がオーバーライドされます。

CinderNfsMountOptions

OpenStack Block Storage (cinder) NFS バックエンドが使用する NFS マウント用のマウントオプション。CinderEnableNfsBackend が true の場合に有効です。

CinderNfsServers

OpenStack Block Storage (cinder) NFS バックエンドが使用する NFS サーバー。CinderEnableNfsBackend が true の場合に有効です。

CinderNfsSnapshotSupport

NFS ドライバーのスナップショットのサポートを有効にするかどうかを定義します。CinderEnableNfsBackend が true の場合に有効です。デフォルト値は True です。

CinderPassword

cinder サービスおよびデータベースアカウントのパスワード

CinderRbdAvailabilityZone

OpenStack Block Storage (cinder) RBD バックエンドのアベイラビリティーゾーン。このパラメーターを設定すると、デフォルトの CinderStorageAvailabilityZone がオーバーライドされます。

CinderRbdExtraPools

OpenStack Block Storage (cinder) の RBD バックエンドに使用する追加の Ceph プールの一覧。追加の OpenStack Block Storage (cinder) RBD バックエンドドライバーは、この一覧の各プールに作成されます。これは、CinderRbdPoolName に関連付けられた標準の RBD バックエンドドライバーに追加されます。

CinderRbdFlattenVolumeFromSnapshot

スナップショットの依存関係を削除するために、スナップショットから作成された RBD ボリュームをフラット化する必要があるかどうかを定義します。デフォルト値は False です。

CinderRbdPoolName

cinder ボリュームに使用する Ceph プール。デフォルト値は volumes です。

CinderStorageAvailabilityZone

OpenStack Block Storage (cinder) サービスのストレージアベイラビリティーゾーン。デフォルト値は nova です。

CinderVolumeCluster

cinder-volume サービスを active-active (A/A) 設定でデプロイするために使用するクラスター名。この設定は、OpenStack Block Storage (cinder) バックエンドドライバーが A/A 設定をサポートすること、および cinder-volume サービスが Pacemaker により管理されないことが条件です。これらの条件が満たされない場合には、クラスター名を空白のままにする必要があります。

CinderVolumeOptEnvVars

オプションの環境変数のハッシュ

CinderVolumeOptVolumes

マウントされるオプションのボリュームの一覧

CinderWorkers

Block Storage サービスのワーカー数を設定します。ワーカー数が多いと、システムのプロセス数も増え、メモリーを過剰消費してしまう点に注意してください。CPU コア数が多いシステムでは、デフォルト以外の適切な値を選択することを推奨します。0 の場合は、OpenStack の内部デフォルト値 (ノードにある CPU コア数) に設定されます。デフォルト値は、物理ノードにある仮想 CPU コア数と同じ数値です。

DockerCinderVolumeUlimit

OpenStack Block Storage (cinder) ボリュームコンテナーのユーザーリミット。デフォルト値は ['nofile=131072'] です。

MultipathdEnable

マルチパスデーモンを有効にするかどうかを定義します。デフォルト値は False です。

NotificationDriver

通知の送信を処理する単一または複数のドライバー。デフォルト値は messagingv2 です。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.