第1章 Identity サービス
クラウドの管理者は、プロジェクト、ユーザー、ロールを管理することができます。
プロジェクトとは、リソースの集合が含まれる組織単位のことです。プロジェクト内のロールにユーザーを割り当てることができます。ロールは、特定のプロジェクト内のリソースに対してユーザーが実行できるアクションを定義します。ユーザーは、複数のプロジェクトのロールに割り当てることができます。
各 Red Hat OpenStack (RHOSP) デプロイメントには、プロジェクト内のロールに割り当てられたユーザーが少なくとも 1 人含まれている必要があります。クラウド管理者は、次の操作を実行できます。
- プロジェクトとユーザーを追加、更新、および削除する。
- ユーザーを 1 つまたは複数のロールに割り当て、これらの割り当てを変更または削除する。
- プロジェクトとユーザーを個別に管理する。
Identity サービス (keystone) でユーザー認証を設定して、サービスおよびエンドポイントへのアクセスを制御することも可能です。Identity サービスでは、トークンベースの認証が提供され、LDAP と Active Directory と統合することができるため、ユーザーとアイデンティティーを外部で管理し、Identity サービスとユーザーデータを同期できます。