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5.3. ユーザーの Object Storage クォータの設定

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オブジェクトストレージクォータは、以下のカテゴリーに分類できます。

  • コンテナークォータ: 合計サイズ (バイト単位) または単一のコンテナーで保存可能なオブジェクト数を制限します。
  • アカウントクォータ: Object Storage サービスでユーザーが利用可能な合計サイズ (バイト単位) を制限します。

コンテナークォータまたはアカウントクォータのいずれかを設定するには、Object Storage プロキシーサーバーにおいて、proxy-server.conf ファイルの [pipeline:main] セクションに container_quotas または account_quotas (または両方) のパラメーターを追加する必要があります。

[pipeline:main]
pipeline = catch_errors [...] tempauth container-quotas \
account-quotas slo dlo proxy-logging proxy-server

[filter:account_quotas]
use = egg:swift#account_quotas

[filter:container_quotas]
use = egg:swift#container_quotas

オブジェクトストレージクォータの表示および更新には、以下のコマンドを使用します。プロジェクトに含まれるすべてのユーザーには、そのプロジェクトに指定されているクォータが表示されます。プロジェクトに設定されているオブジェクトストレージのクォータを更新するには、そのプロジェクトの ResellerAdmin のロールが必要です。

アカウントクォータを表示するには、以下のコマンドを実行します。

# swift stat

Account: AUTH_b36ed2d326034beba0a9dd1fb19b70f9
Containers: 0
Objects: 0
Bytes: 0
Meta Quota-Bytes: 214748364800
X-Timestamp: 1351050521.29419
Content-Type: text/plain; charset=utf-8
Accept-Ranges: bytes

クォータを更新するには、以下を実行します。

# swift post -m quota-bytes:<BYTES>

たとえば、アカウントに 5 GB のクォータを指定します。

# swift post -m quota-bytes:5368709120
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