第1章 ユーザー管理
1.1. ユーザー管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラウド管理者は、Dashboard でユーザーの追加、変更、削除ができます。ユーザーは、1 つまたは複数のプロジェクトに所属することができます。プロジェクトとユーザーは、個別に管理することが可能です。
1.1.1. ユーザーの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Dashboard でユーザーを作成するには、以下の手順に従ってください。主プロジェクトおよびロールをユーザーに割り当てることができます。Dashboard で作成したユーザーは、デフォルトでは Keystone のユーザーとなっています。Active Directory ユーザーを統合するには、Red Hat OpenStack Platform の Identity サービスに含まれる LDAP プロバイダーを設定してください。
- Dashboard に管理ユーザーとしてログインして アイデンティティー > ユーザー を選択します。
- ユーザーの作成 をクリックします。
- ユーザーのユーザー名、メールアドレス、仮のパスワードを入力します。
- 主プロジェクト のリストからプロジェクトを選択します。
-
ロール のリストからユーザーのロールを選択します (デフォルトは
_member_です)。 - ユーザーの作成 をクリックします。
1.1.2. ユーザーの編集 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
主プロジェクトなど、ユーザーの詳細を更新するには、以下の手順に従います。
- Dashboard に管理ユーザーとしてログインして アイデンティティー > ユーザー を選択します。
- ユーザーの アクション コラムで、編集 をクリックします。
- ユーザーの更新 ウィンドウで、ユーザー名、メール、主プロジェクト を更新できます。
- ユーザーの更新 をクリックします。
1.1.3. ユーザーの有効化/無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ユーザーを有効化または無効化するには、以下の手順に従います。1 度に 1 ユーザーしか無効化または有効化できません。無効化されたユーザーは Dashboard にはログインできず、OpenStack サービスへのアクセスもできません。また、無効化されたユーザーの主プロジェクトもアクティブに設定できません。アクションを元に戻せないユーザーの削除とは異なり、無効化されたユーザーをもう 1 度有効化することができます。また、ユーザーが無効な場合には、Dashboard のユーザーとプロジェクトのアクションを実行するには、ユーザーを有効化する必要があります。
- Dashboard に管理ユーザーとしてログインして アイデンティティー > ユーザー を選択します。
-
Actions コラムでドロップダウンリストをクリックし、Enable User または Disable User を選択します。これにより、有効 コラムの値が
TrueまたはFalseに更新されます。
1.1.4. ユーザーの削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
管理ユーザーが Dashboard を使用してユーザーを削除するには、以下の手順を実行します。このアクションは、ユーザーの無効化とは異なり、元に戻すことはできません。ユーザーを無効にした場合には、所属するプロジェクトのメンバーリストから削除されます。ユーザーとプロジェクトのペアに関連付けられたロールはすべて失われます。
- Dashboard に管理ユーザーとしてログインして アイデンティティー > ユーザー を選択します。
- 削除するユーザーを選択します。
- Delete Users をクリックします。Confirm Delete Users ウィンドウが表示されます。
- ユーザーの削除 をクリックしてアクションを確認します。