4.5. 管理ストレージのサイズ変更


OpenShift Container Platform に Red Hat Quay をデプロイすると、次の 3 つの異なる永続ボリューム要求 (PVC) がデプロイされます。

  • PostgreSQL 13 レジストリー用の PVC
  • Clair PostgreSQL 13 レジストリー用の PVC
  • NooBaa をバックエンドストレージとして使用する PVC
注記

Red Hat Quay と NooBaa の間の接続は、OpenShift Container Platform の S3 API および ObjectBucketClaim API を通じて行われます。Red Hat Quay は、その API グループを利用して NooBaa にバケットを作成し、アクセスキーを取得して、すべてを自動的にセットアップします。バックエンド (NooBaa) 側では、そのバケットはバッキングストア内に作成されます。そのため、NooBaa PVC は Red Hat Quay Pod にマウントまたは接続されません。

PostgreSQL 13 の PVC および Clair PostgreSQL 13 の PVC のデフォルトサイズは 50 GiB に設定されています。以下の手順を使用して、OpenShift Container Platform コンソールでこれらの PVC のストレージを拡張できます。

注記

次の手順は、Red Hat OpenShift Data Foundation での 永続ボリューム要求の拡張 と共通しています。

4.5.1. Red Hat Quay の PostgreSQL 13 PVC のサイズ変更

PostgreSQL 13 の PVC および Clair PostgreSQL 13 の PVC のサイズを変更するには、次の手順を使用します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform のクラスター管理者権限がある。

手順

  1. OpenShift Container Platform コンソールにログインし、Storage Persistent Volume Claims を選択します。
  2. PostgreSQL 13 または Clair PostgreSQL 13 に必要な PersistentVolumeClaim を選択します (例: example-registry-quay-postgres-13)。
  3. Action メニューから Expand PVC を選択します。
  4. 永続ボリューム要求の新しいサイズを入力し、Expand を選択します。

    数分後、拡張されたサイズが PVC の Capacity フィールドに反映されます。

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