第2章 ビルド用の OpenShift Container Platform TLS コンポーネントの設定


QuayRegistry カスタムリソース定義 (CRD) の tls コンポーネントを使用すると、SSL/TLS を Red Hat Quay Operator によって管理するか、自己管理するかを制御できます。現状では、tls コンポーネントが Red Hat Quay Operator によって管理されている場合、Red Hat Quay は ビルド 機能または ビルダー ワーカーをサポートしません。

tls コンポーネントを unmanaged に設定する場合は、独自の ssl.cert ファイルと ssl.key ファイルを指定する必要があります。さらに、クラスターが ビルダー、またはイメージをビルドするワーカーノードをサポートする場合は、証明書の SAN リストに Quay ルートと builder ルート名の両方を追加する必要があります。ただし、代わりにワイルドカードを使用することもできます。

次の手順では、ビルダー ルートを追加する方法を示します。

前提条件

  • tls コンポーネントを unmanaged に設定し、カスタム SSL/TLS 証明書を Red Hat Quay Operator にアップロードしている。詳細は、Red Hat Quay の SSL および TLS を参照してください。

手順

  • SSL/TLS 証明書パラメーターを定義する設定ファイル (openssl.cnf など) で、証明書のサブジェクト代替名 (SAN) フィールドに次の情報を追加します。以下に例を示します。

    # ...
    [alt_names]
    <quayregistry-name>-quay-builder-<namespace>.<domain-name>:443
    # ...
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    以下に例を示します。

    # ...
    [alt_names]
    example-registry-quay-builder-quay-enterprise.apps.cluster-new.gcp.quaydev.org:443
    # ...
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
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