第2章 Red Hat Quay のリポジトリーの概要


リポジトリーは、関連するコンテナーイメージのセットを一元的に保存するための場所を提供します。これらのイメージを使用して、アプリケーションとその依存関係を標準化された形式で構築できます。

リポジトリーは名前空間を使用して整理します。名前空間には、それぞれ複数のリポジトリーを含めることができます。たとえば、個人プロジェクト用の名前空間、会社用の名前空間、または組織内の特定のチーム用の名前空間を設定できます。

プライベートリポジトリーでは、リポジトリーにプッシュしたり、リポジトリーからプルしたりできるユーザーまたはチームを定義できるため、イメージにアクセスできるユーザーを制御でき、レジストリーのセキュリティーが強化されます。

2.1. UI を使用してリポジトリーの可視性を調整する

Red Hat Quay UI を使用して、リポジトリーの可視性を調整し、パブリックまたはプライベートにすることができます。

手順

  1. Red Hat Quay UI で、ナビゲーションペインの Repositories をクリックします。
  2. リポジトリーの名前をクリックします。
  3. ナビゲーションペインで Settings をクリックします。
  4. Repository visibility をクリックします。
  5. Make private をクリックします。リポジトリーは非公開に設定され、権限リストに載っているユーザーのみがリポジトリーを表示して操作できるようになります。
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