1.5. RHBA-2024:10967 - Red Hat Quay 3.13.2 リリース


発行日: 2024 年 12 月 17 日

Red Hat Quay リリース 3.13.2 が Clair 4.8 で利用できるようになりました。更新に含まれるバグ修正は RHBA-2024:10967 アドバイザリーに記載されています。

1.5.1. Red Hat Quay 3.13.2 の新機能

このリリースでは、Red Hat Quay v2 UI を使用するときにプルスルーキャッシュ組織を作成できるようになりました。詳細は、Red Hat Quay を使用してリモートレジストリーをプロキシーする を 参照してください。

1.5.2. Red Hat Quay 3.13.2 の既知の問題

クォータ管理を有効にした Red Hat Quay でプルスループロキシー機能を使用し、組織のクォータがいっぱいになると、Red Hat Quay は最も最近使用されていないイメージを削除して、新しいキャッシュエントリー用の領域を解放する必要があります。ただし、ダイジェストによってプルされたイメージは、クォータを超過しても自動的に削除されないため、その後プルが試行されると、Quota has been exceeded on namespace エラーが返されます。

一時的な回避策として、Red Hat Quay データベース Pod 内で bash シェルを実行し、update tag set hidden = 0; の設定を使用してダイジェストプルされたイメージをエビクション用に表示することができます。詳細は、PROJQUAY-8071 を参照してください。

1.5.3. Red Hat Quay 3.13.2 のバグ修正

  • PROJQUAY-8273PROJQUAY-6474。カスタム HorizontalPodAutoscaler コンポーネントを使用して Red Hat Quay をデプロイし、QuayRegistry カスタムリソース定義 (CRD) でコンポーネントを managed: false に設定すると、Red Hat Quay Operator は継続的に終了し、mirror および Clair コンポーネントの minReplicas 値を 2 にリセットします。この問題を回避するには、管理対象外 Horizontal Pod Autoscaler の使用 を参照してください。
  • PROJQUAY-8208。以前は、認可タイプが OIDC に設定され、制限されたユーザーが設定されているリポジトリーまたは組織の作成時に、Red Hat Quay は 501 エラーを返していました。この問題は解決されています。
  • PROJQUAY-8269。以前は、{productnamne} UI の OAuth スコープページで、スコープをロボットアカウントに適用できることが示されていました。しかし、実際はそうではありません。UI の OAuth スコープページの文言が修正されました。
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