第4章 Red Hat Quay のデプロイ


Red Hat Quay デプロイメントを設定したら、次の手順を使用してデプロイできます。

前提条件

  • Red Hat Quay データベースが実行されている。
  • Redis サーバーが実行されている。

4.1. YAML 設定ファイルの作成

以下の手順を使用して、Red Hat Quay をローカルにデプロイします。

手順

  1. 次のコマンドを入力して、Red Hat Quay コンテナーのデプロイに使用される最小限の config.yaml ファイルを作成します。

    $ touch config.yaml
  2. 以下の YAML 設定をコピーし、config.yaml ファイルに貼り付けます。

    BUILDLOGS_REDIS:
        host: quay-server.example.com
        password: strongpassword
        port: 6379
    CREATE_NAMESPACE_ON_PUSH: true
    DATABASE_SECRET_KEY: a8c2744b-7004-4af2-bcee-e417e7bdd235
    DB_URI: postgresql://quayuser:quaypass@quay-server.example.com:5432/quay
    DISTRIBUTED_STORAGE_CONFIG:
        default:
            - LocalStorage
            - storage_path: /datastorage/registry
    DISTRIBUTED_STORAGE_DEFAULT_LOCATIONS: []
    DISTRIBUTED_STORAGE_PREFERENCE:
        - default
    FEATURE_MAILING: false
    SECRET_KEY: e9bd34f4-900c-436a-979e-7530e5d74ac8
    SERVER_HOSTNAME: quay-server.example.com
    SETUP_COMPLETE: true
    USER_EVENTS_REDIS:
        host: quay-server.example.com
        password: strongpassword
        port: 6379
  3. Red Hat Quay 設定バンドルをコピーするディレクトリーを作成します。

    $ mkdir $QUAY/config
  4. Red Hat Quay 設定ファイルをディレクトリーにコピーします。

    $ cp -v config.yaml $QUAY/config

4.1.1. Red Hat Quay スーパーユーザーの設定

オプションで、config.yaml ファイルを編集し必要な設定フィールドを追加してスーパーユーザーを追加できます。スーパーユーザーアカウントのリストは、SUPER_USERS フィールドの配列として保存されます。スーパーユーザーには次の機能があります。

  • ユーザー管理
  • 組織管理
  • サービスキーの管理
  • ログの透過性の変更
  • 使用状況ログの管理
  • グローバルに表示されるユーザーメッセージの作成

手順

  1. SUPER_USERS 配列を config.yaml ファイルに追加します。

    SERVER_HOSTNAME: quay-server.example.com
    SETUP_COMPLETE: true
    SUPER_USERS:
      - quayadmin 1
    ...
    1
    このガイドに従う場合は、quayadmin を使用します。
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