11.3. HTTP 接続回数
環境変数を使用して、Red Hat Quay によって処理される同時 HTTP 接続の数を制御できます。これらの制限はグローバルに適用することも、個々のコンポーネント (レジストリー、Web UI、セキュリティースキャン) に限定することもできます。デフォルトでは、各ワーカープロセスは最大 50
の並列接続を許可します。
この設定は ワーカープロセス の数とは異なります。
これらの接続関連の環境変数は、デプロイメントタイプに応じて異なる方法で設定できます。
-
スタンドアロンデプロイメント では、
config.yaml
ファイルで接続数を設定します。 -
Red Hat Quay on OpenShift Container Platform デプロイメント で、
QuayRegistry
CR のenv
ブロックに値を定義します。
変数 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
WORKER_CONNECTION_COUNT | 数値 |
ワーカープロセスあたりの HTTP 接続の最大数のグローバルデフォルト。 |
WORKER_CONNECTION_COUNT_REGISTRY | 数値 |
レジストリーワーカーあたりの HTTP 接続数。 |
WORKER_CONNECTION_COUNT_WEB | 数値 |
Web UI ワーカーあたりの HTTP 接続数。 |
WORKER_CONNECTION_COUNT_SECSCAN | 数値 |
Clair セキュリティースキャナーワーカーあたりの HTTP 接続数。 |
スタンドアロン Red Hat Quay デプロイメントの HTTP 接続設定
WORKER_CONNECTION_COUNT: 10 WORKER_CONNECTION_COUNT_REGISTRY: 10 WORKER_CONNECTION_COUNT_WEB: 10 WORKER_CONNECTION_COUNT_SECSCAN: 10
WORKER_CONNECTION_COUNT: 10
WORKER_CONNECTION_COUNT_REGISTRY: 10
WORKER_CONNECTION_COUNT_WEB: 10
WORKER_CONNECTION_COUNT_SECSCAN: 10
Red Hat Quay on OpenShift Container Platform の HTTP 接続設定