第2章 スタンドアロンアップグレード
一般的には、以前の (N-2、N-3) マイナーバージョンからの 1 ステップアップグレードです。これにより、古いリリースを使用している顧客のアップグレード手順が簡素化されます。Red Hat Quay 3.15.1 では、次のアップグレードパスがサポートされています。
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3.12.z
3.15.1 -
3.13.z
3.15.1 -
3.14.z
3.15.1
上記より古いリリースから 3.15.1 へのアップグレードはサポートされていません。これにより、必要なデータベースの移行が正しく実行され、適切な順序でアップグレードが行われるようにできます。
Red Hat Quay Operator をアップグレードするユーザーは、Red Hat Quay Operator のアップグレードの概要を 参照してください。
このドキュメントでは、各アップグレードに必要な手順を説明します。現在のバージョンを決定し、現在のバージョンから順に、目標とするバージョンへとステップを踏んで進めていきます。
個々のリリースの機能に関する情報は、Red Hat Quay リリースノート を参照してください。
手動アップグレードの一般的な手順は、以下のとおりです。
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Quay
とClair
のコンテナーを停止する。 - データベースとイメージストレージをバックアップする (任意ではあるが推奨) する。
- 新バージョンのイメージを使用して Clair を起動する。
- Clair が接続を受け入れる準備ができるまで待ってから、新しいバージョンの Red Hat Quay を起動する。
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バージョン 3.4.0 以降の Red Hat Quay イメージは、registry.redhat.io および registry.access.redhat.com から入手でき、認証は Red Hat Container Registry Authentication で説明されているようにセットアップされます。