4.10. マネージド外ネットワークに対する DNS、DHCP、および TFTP の無効化


TFTP、DHCP および DNS サービスを手動で管理する場合には、Satellite がオペレーティングシステム上でこれらのサービスを管理しないようにし、オーケストレーションを無効にして、DHCP および DNS バリデーションエラーを回避する必要があります。

重要

これらの Capsule 機能を無効にすると、Satellite は DNS、DHCP、および TFTP のオーケストレーションはなくなりますが、対応するサービスは停止または削除されません。

手順

  1. Satellite Server で DHCP、DNS、および TFTP の統合を無効にします。

    # satellite-installer --foreman-proxy-dhcp false \
    --foreman-proxy-dns false \
    --foreman-proxy-tftp false
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  2. すべてのサブネットで Capsule の統合を無効にします。

    1. Satellite Web UI で、Infrastructure > Subnets に移動します。
    2. サブネットを選択します。
    3. Capsules タブで、DHCP CapsuleTFTP Capsule、および 逆引き DNS Capsule フィールドをクリアします。
  3. Satellite Web UI で、Infrastructure > Domains に移動し、ドメインを選択します。
  4. DNS Capsule フィールドの内容を消去します。
  5. オプション: サードパーティーが提供する DHCP サービスを使用する場合は、以下のオプションを渡すように DHCP サーバーを設定します。

    Option 66: IP address of Satellite or Capsule
    Option 67: /pxelinux.0
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    DHCP オプションの詳細は RFC 2132 を参照してください。

注記

Satellite は、Capsule が該当するサブネットとドメインに設定されていない場合にオーケストレーションを実行しません。Capsule の関連付けを有効または無効にした場合に、想定のレコードと設定ファイルが存在しないと、既存のホストのオーケストレーションコマンドが失敗することがあります。オーケストレーションを有効にするために Capsule を関連付ける場合は、今後、ホストの削除に失敗しないように、既存の Satellite ホストに対して必要な DHCP レコード、DNS レコード、TFTP ファイルが所定の場所にあることを確認します。

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