第4章 Capsule Server の更新
Capsule Server を次のパッチバージョンに更新します。
手順
-
Satellite Server の
satellite-capsule-6.16-for-rhel-8-x86_64-rpms
リポジトリーを同期します。 - Capsule が登録されているコンテンツビューの新しいバージョンを公開およびプロモートします。
Satellite Maintenance リポジトリーが有効になっていることを確認します。
Red Hat Enterprise Linux 9 の場合
# subscription-manager repos --enable \ satellite-maintenance-6.16-for-rhel-9-x86_64-rpms
Red Hat Enterprise Linux 8 の場合:
# subscription-manager repos --enable \ satellite-maintenance-6.16-for-rhel-8-x86_64-rpms
ヘルスチェックオプションを使用して、システムがアップグレードの準備ができているかどうかを確認します。
# satellite-maintain update check
結果を確認し、更新を実行する前に、強調表示されているエラー状態に対応します。
アップグレードに時間がかかるため、
tmux
などのユーティリティーを使用して、通信セッションを一時停止し、再接続してください。これにより、コマンドシェルに接続し続けなくても更新の進捗が確認できるようになります。更新コマンドを実行しているコマンドシェルへの接続がなくなった場合は、
/var/log/foreman-installer/capsule.log
ファイルのログメッセージで、プロセスが完全に終了したかどうかを確認できます。更新を実行します。
# satellite-maintain update run
システムを再起動する必要があるかどうかを確認します。
# dnf needs-restarting --reboothint
前のコマンドで再起動するように指示された場合は、システムを再起動します。
# reboot