第9章 ブートディスクを使用してホストをプロビジョニングする
一部のハードウェアでは PXE ブートインターフェイスが提供されていません。また、環境によってネットワークブートがサポートされていない可能性もあります。Satellite では、PXE ブートなしでホストをプロビジョニングできます。これは、PXE を使用しないプロビジョニングとしても知られ、ホストが使用できるブート ISO が生成されます。この ISO を使用すると、ホストはインストールメディアを起動し、Capsule に接続して、オペレーティングシステムをインストールできます。
Satellite には PXE を使用しない検出サービスがあり、DHCP や TFTP など PXE ベースのサービスなしで操作できます。詳細は、「PXE なしのモードでの検出」 を参照してください。
9.1. ブートディスクのワークフロー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ブートディスクを使用してホストをプロビジョニングするには、次の手順を実行します。
- Satellite にホストエントリーを作成します。
- ブートディスクの ISO イメージを生成します。
- ISO イメージからホストを起動します。
- ホストは Templates Capsule に接続し、オペレーティングシステムのインストールを開始します。
- インストールが完了すると、ホストはアクティベーションキーを使用して Satellite Server に登録し、必要な設定を行い、Red Hat Satellite Client 6 リポジトリーから管理ツールをインストールします。