第5章 Capsule Server のアンインストール
Capsule Server をアンインストールすると、ターゲットシステムで使用されるすべてのアプリケーションが削除されます。ターゲットシステムで、アプリケーションまたはアプリケーションデータを Capsule Server の実行以外の目的で使用する場合は、Capsule Server をアンインストールする前に、情報をバックアップする必要があります。
Capsule Server をアンインストールするには、katello-remove
コマンドを使用します。このコマンドは、システム内のすべてのパッケージと設定ファイルを削除する前に、警告を 2 つ表示して確認を求めます。
katello-remove
コマンドは、以下のパッケージおよび設定ファイルを削除します。
- httpd (apache)
- mongodb
- tomcat6
- puppet
- ruby
- rubygems
- すべての Katello および Foreman パッケージ
手順
- Satellite Web UI で、ホスト > すべてのホスト に移動します。
- アンインストールする Capsule Server の右側にある 編集 リストから、削除 を選択します。
- インフラストラクチャー > Capsules に移動します。
- アンインストールする Capsule Server の右側にある 編集 リストから、削除 を選択します。
Capsule Server で
katello-remove
コマンドを入力します。# katello-remove
CLI をご利用の場合
Satellite Server で、Capsule Server の全一覧を表示し、アンインストールする Capsule Server の FQDN および ID を書き留めます。
# hammer capsule list
Satellite Server で、Satellite ホストの一覧から Capsule Server を削除するには、
hammer host delete
コマンドを入力し、--name
オプションを使用して Capsule Server の FQDN を指定します。# hammer host delete --name Capsule_Server_FQDN
Satellite Server で、Satellite Capsule の一覧から Capsule Server を削除するには、
hammer capsule delete
コマンドを入力し、--id
オプションを使用して Capsule Server の ID を指定します。# hammer capsule delete --id Capsule_Server_ID
Capsule Server で
katello-remove
コマンドを入力します。# katello-remove